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セミナーをする度に「私は講師に向いてないな、もうやめよう。現場が楽しいし、講師は別にしなくてもいいかな。」 と、思いました。
感想を聞くと「わかりやすかった」とは言ってくれる。満足度もそんなに低い訳ではないし、雰囲気も悪くない。でも、反応が平凡な感じで、平坦で普通な感じにモヤモヤする日々。
理想のセミナー光景はもっと楽しくて笑いがあって、2時間があっと言う間に過ぎて…また大橋だから聴きたいと思ってもらえて…やる気になって、行動してくれて…
…そう、アンケートに花まるつけてもらえるような講師になりたい。
…そう、感情を走り書きしてもらえるような講師になりたい。
…そう、終わってもなかなか受講生が帰らないような講座をしたい。
どうせやるなら、そんな理想の光景の中で話している講師に変わりたい。2013年、そんな思いを強く持ち、渋谷文武さんの講座に参加しました。
構成はどうするのか?事例はどんな風に入れるのか?具体的な手法を数多く教えて頂きました。目から鱗が落ちる!くらい多くのことを学びました。その手法を取り入れたところ、私のセミナーは変わりました!すごく嬉しかったことを覚えています。
チャレンジしたものの、反応が今ひとつな場合は、どこをどう変えたらいいの?また、だだ滑りすると思うとチャレンジが怖い。ノウハウを聞いて、なるほど!と思っても、自身のコンテンツにどうやって取り入れていいのかわからないし、具体的な案がどうしても浮かばない。
取り入れやすい手法はすぐに真似できましたが、ハードルが上がるとうまく出来ない。結局、学んだことの1/100も取り入れられず、ダイエットの停滞期のような感じになっていました。
そんな時、白戸三四郎さんが中心となり開催される、講師業で生計を立てている人の集まりの中で、スキルアップのため発表しあい意見交換。そこでは、厳しいフィードバックをもらいました。
発表してはコテンパンにダメ出しされ修正。講座は、ダメ出しと修正の繰り返しです。別に、コンテンツ作りのノウハウを教えてくれる訳ではないんです。
「何を言いたいの?」
「言っている意味がわからない。」
「論点がづれている。」
「つまらない。」
「飽きる。」
「文章がおかしい。」
「質問を無理やり振られてもストレス。」
つまり、聞き手が疑問に感じていることをズバズバ指摘してくれるのです。
そのフィードバックから相手に伝わるにはどうしたらいいのか?一生懸命考えてまた作り直してトライ。そしてまたフィードバックを受ける。
次回も同じ先生でお願いします。当社のイベントにも来てくださいと言った嬉しいご依頼を受けらえるようになりました。
私が身をもって体験したことを、今度は皆さんに伝えていきたい。同じ悩みを持った人が成長できる場所を提供したい。今度はそんな思いに変わっていきました。私ができたのだから、きっと皆さんにもできるはず!そんな風に思っています。
▲2016年度〈0期生〉卒業記念写真
受付は終了しました。
※興味はあるけれど体験説明会の都合が合わない方は、info@ouchi-detox.comにご連絡ください。