実家の片付けをするタイミングは?親が元気なうちにやるべき理由


整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか
お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルティングサービスおうちデトックスの代表
自分や家族が住んでいる実家は、長く住んでいれば住んでいるほど物が多すぎて、掃除が行き届かないものです。
本格的に実家を片付けたいと考えても、あまりにも大きな作業で諦めたことがある人も多いはずです。
しかも、実家は自分だけではなく親も関係してくるため、片付けはとても大変です。
そこで今回は、実家の片付けについてお話し致しますので参考にしてみてくださいね。
目次
実家の片付け問題とは?
実家を片付けたいけれど、全く手が付けられていない、そんな人が増えています。
なぜなら、実家は自分だけの意思だけでは片付けられないからです。
親と離れて住んでいるのであれば、なおさら難しいです。
最近の物価高の影響により、日用品を大量に買い込んで、正しく収納できていないなんてこともあります。
特に親が高齢になってくると終活のことを考えないといけないため、片付けをしたくない親であれば、子どもである自分が説得する必要があります。
親がキレイ好きで普段から掃除や片付けをしていれば何も心配はありませんが、全世帯がそうではありません。
場合によってはごみが大量に増えてしまい、親の健康面も心配になります。
実家を片付けたいと思うタイミング
実家を片付けたいと思うきっけは、いくつかあります。
久しぶりに帰省したら物やごみが増えていた
ずっと住んでいた実家だったとしても、しばらく離れて久しぶりに帰ってくると、いらない物やごみが気になる、なんてことがあります。
特に親が高齢化になると、片付けをするのもしんどくなり、だんだんと家中が汚れてきます。
そんなタイミングで帰省した場合、自分だけならまだしも、配偶者やこどもたちに実家が汚いところを見られるのは気分が良くありません。
親の健康状態が心配なとき
親がずっと健康でいてくれればいいですが、家庭によってはそれが難しくなってきます。
親が高齢になってくると、余計にそう感じられます。
親が高齢になると、片付けをするのが大変になりますし、親のこどもである自分がなんとかしないといけない場合もあります。
ですから、できるだけ親が健康な状態のときに、できるだけ早く片付けをしてほしいと考えるのではないでしょうか。
空き家になったタイミング
何らかの理由で実家や空き家になることがあります。
例えば実家を引っ越した、両親が亡くなったなどが該当します。
空き家になれば、片付けなどの対応をするのは残された家族です。
場合によっては、1日では終わらないくらいの片付けが待っているため、できるだけ空き家になるまえに対応しておかれることをおすすめします。
実家を片付ける理由
実家を片付けるべき理由は、いくつかあります。
親の事故防止のため
実家を片付ける大きな理由は、親の事故防止のためです。
親が片付いていない部屋で何かの拍子でこけてしまい、大けがにつながることが考えられます。
親は高齢化になればケガや病気により、家の中で活動するのが難しい場合があります。
実家をキレイに片付けしておけば、親がケガをする可能性が少なくなります。
相続問題
何らかの理由で実家が空き家になると、相続の問題がでてきます。
その際に相続関連の手続きが必要になってきます。
空き家なら放置してもいいのでは、と思ってしまうかもしれませんが、固定資産税がかかり続けるため、持ち続けてもマイナスになってしまいます。
空き家は売却や貸し出しなど、いくつかの選択肢がありますが、どちらにせよ片付けは必須です。
親が高齢になる前に早く片付けておく
親が高齢になればなるほど、親の行動力や判断力が弱くなり、片付けが難しくなってくるものです。
ですから、親がまだ元気なうちに片付けをするのが最も理想的です。
親が元気であれば、片付けもしっかりできますし、必要な物や不要な物もしっかり分類できます。
実家の片付けはとても面倒ですが、後回しにすればするほど、余計に面倒で大変だということを知っておきましょう。
片付けに関連する記事はこちら⇒片付けが進まない原因と解決策!やる気を出してスッキリ片付ける方法とは
実家の親と片付けで揉めないためにやるべきこと
実家の片付けは、親の同意なしでは進められません。
勝手に片付けをしてしまうと、親とトラブルになる可能性があります。
ですから、親と揉めないためにも事前に対策を練っておきましょう。
親を説得するのではなく寄り添う
親が高齢になってくると、片付けを提案しても乗り気になってくれない可能性があります。
本来は、しっかり説得して片付けの許可をもらいたいところですが、それは逆効果です。
特に頑固な親であれば説得をしても、なかなか意見を聞いてもらえないはずです。
その場合は、親を説得するのではなく、しっかり寄り添い理解をしてあげることが重要です。
自分の意思だけで物を捨てない
実家の片付けをしたい場合、親の意思に関係なく進めようと思えば進められます。
しかし、実家には親の思い出が詰まった物がたくさんあります。
もし、自分の思い出の物を勝手に処分されたとしたら、どう思うでしょうか。
きっと、怒りや悲しみの感情が沸いてきて、捨てた相手を憎むはずです。
そうならないためにも、自分だけの意思で物を捨てないようにしましょう。
親の意見を否定しない
実家で掃除ができるのかどうかは、親の意見にかかっています。
親の意見を反対して掃除を進めれば、きっとお互いに亀裂が走り、今後の関係性は悪くなってしまいます。
片付けの焦りはあるかもしれませんが、ゆっくり時間をかけて進めていきましょう。
また、片付けができたとしても、方向性ややり方についても親の意見に否定しないことをおすすめします。
実家の片付けが難しい場合は専門業者に頼る
実家の片付けは順調にいくかといえば決してそうではありません。
さまざまな理由で、実家の片付けができない、もしくは進められない場合があります。
その際には、片付けの専門業者に頼ることもひとつの選択肢です。
重たい家具や家電を運んでくれる
片付けで難しいのは家具や家電の移動です。
とくに大型家具は、1人や2人での移動は難しい場合があります。
ですが、片付けの専門業者はその道のプロです。
依頼があれば、とても重たい家具や家電でもスムーズに運んでくれます。
大型家具や家電が移動できれば、スムーズな片付けができます。
片付けのプロだから最短で終わる
家族全員で片付けをしたとしても、要領が分からずに時間がかかってしまうものです。
当然、1日かけても片付けが終わらない、なんてこともありますが、プロであれば最短で終わります。
その分、依頼する費用は発生しますが、家族がしんどい思いをして片付けをしなくてもいいですし、最短で終わるのでストレスもありません。
仕分けを任せられる
片付けの専門業者は、必要な物と不要な物の仕分けもしてくれます。
経験のあるスタッフが、臨機応変に動いてくれるため、早い段階で仕分けが完了します。
家族でやればかなり時間はかかりますが、専門業者は片付けの経験が豊富なため最短で終わらせてくれます。
まとめ
実家を片付けしたい場合、ケースによって考え方や進め方が大きく変わります。
親が元気であっても、片付けに積極的でなければなかなか進みませんし、空き家になった場合でも大変です。
ですから、どんなことがあってもいいように、できるだけ早く実家の片付けをされることをおすすめします。
できるだけ早いうちにプロに一度相談してみることで、きっとヒントが見つかります。
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