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片付けの基本
おうちデトックス編集部

片付けがめんどくさい原因とその対策とは

片付けの基礎知識
サイト運営者

整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか

お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルティングサービスおうちデトックスの代表

「片付けって面倒」と思うのは当然のこと。でも反対に、片付けた後のスッキリした気持ちを経験したことはありませんか?

片付けが面倒と感じる原因は、時間のなさや、取りかかる際の心理的な壁。特に家事や育児、仕事に追われる忙しい日々を送っている方にとっては、片付けは後回しになりがちです。整理整頓する時間がない、何から手をつければ良いのかわからないというのが、さらにその気持ちを強めてしまいます。

片付けがめんどくさい理由

片付けがめんどくさいと感じる理由はいくつかあります。まず一つ目は、時間が無いことです。忙しい日常の中で、片付けにかける時間を捻出するのが難しいと、つい後回しにしてしまいますよね。

そして作業の多さ。物が増えれば増えるほど、どこから手をつけて良いのかわからなくなるのも分かります。

特に子育て中の方は、お子様の服やおもちゃやなどが一気に増えて、片付けのハードルが高くなりますよね。結果が見えにくいことも大きな理由です。片付けをしてもすぐに散らかってしまうことが多く、達成感を感じにくいのです。

このような複合的な要因が、片付けをめんどくさいと感じさせてしまっていると考えられます。

気持ちのハードル

片付けには、気持ちのハードルもあります。これは、物を整理する行為そのものに対する抵抗感から生じるもので、忙しい日々の中で、片付けは「面倒な仕事」として認識されがちです。

片付けを始めること自体に「手間がかかる」と感じ、どこから始めれば良いのか分からないという難しさも気持ちを重くします。このため、片付けを「やらなければならないこと」と捉えるのではなく、「少しでもできること」を意識することが重要です。

物理的なハードル

片付けにおける物理的ハードルは、物の多さによって感じる困難さです。特に、物が多くなるとそれだけ整理する手間が増えますので、どこから手をつけていいのか分からず、気持ちが重くなってしまいます。

また、大きな家具、重い物や家電が部屋の中にあると、それを移動させるだけでも一苦労です。小さな物を整理するのは比較的簡単ですが、大きな物があると片付ける気力をそがれてしまうことがあります。これが物理的ハードルの一つの側面です。

さらに、収納スペースの不足も悩ましい問題になります。十分な収納がないと、物が溢れ出して空間が狭く感じられるようになります。この状態が続くと、見た目のごちゃごちゃ感がさらに気持ちを重くし、片付けに対してネガティブな感情を抱かせてしまいます。

物理的ハードルを乗り越えるためには、まずは物を減らし、必要なものを見極めることが重要です。

その後、適切な収納方法を考えることで、使っても片付けがスムーズに行えるようになります。

過去の経験による偏見

過去の経験による偏見は、片付けがめんどくさいと感じる大きな理由の一つです。例えば、子供の頃に言われた「片付けなさい!」が、嫌な思い出として残ってる場合、大人になってもその印象が影響してしまうことがあります。

また、失敗体験も影響します。過去に頑張って片付けたものの、すぐに散らかってしまったという経験があると、再度挑戦する気力を失うこともありますよね。そのため、「どうせうまくいかない」と片付け自体を諦めてしまうようになってしまった…ということもあります。

このように、過去の経験が現在の行動に影響を与えることもあります。

片付けがめんどくさい原因別の対策

片付けがめんどくさいと感じる原因はさまざまですが、対策を講じることで、少しずつ解消することが可能です。

まず、時間がないという原因。忙しい日常の中で、まとまった時間を確保するのは難しいですが、短時間でできる作業を設定し、例えば20分だけ片付ける時間を取るなど、できる範囲で続けることもおすすめです。

次に、何をどう片付ければいいのかわからないという場合です。この場合は、まず物を分類することからはじめると良いでしょう。散らかっている物を衣類や書類などに大きく分けてみることで、整理ができるようになります。

衣類なら、Tシャツ、ズボン、靴下のようにさらに分けていくことで整理が進みます。分類してあると選びやすくなるのも分かりますよね!細かく分けすぎるのは返って選び取るのを難しくしますが、便利な範囲で分類しておくとアクションがスムーズになります。

最後に、物が多すぎることも大きな要因です。不要な物を定期的に見直し、手放すことで、管理が楽になります。特に使っていない物や、思い入れのない物は思い切って処分すると良いでしょう。

収納方法の工夫

収納方法の工夫は、片付けを効率的に進めるための重要なポイントです。

その第一歩として、収納グッズの活用をお勧めします。例えば、使い勝手の良いボックスやカゴを導入することで、小物類がすっきりと整理されます。また、ラベルを貼ることで、どこに何があるのか一目瞭然にすることが可能です。これにより、探し物の時間を減らすことができます。

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次に、 縦のスペースを活用する方法です。特に限られたスペースでの収納には、上手に棚やラックを使うことが有効です。床置きがちだった物を高さを利用して収納することで、見た目もすっきりとします。

また、容量は大きいけど奥行があって使いづらいなどは、使いやすくできるようシステムを導入すると、一気に収納が使いやすくなり、物の出し入れが簡単になる分片付けの時間がぐんと短縮できます。

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無理のない片付けの習慣化

日々の片付けの習慣化は、片付けに対するストレスを軽減し、日常生活をスムーズに進めるために非常に重要です。

忙しい毎日の中で、片付けを習慣にするためには、少しずつ行動を変えていくことがポイントです。

少しずつでも、毎日のルーティンに片付けを組み込むことも始めてみましょう。例えば、朝起きたときや夜寝る前の5分間を使って、自分の身の回りを整理整頓する(リセットする)習慣をつけると良いでしょう。この短い時間だけでも、積み重なることで大きな効果を上げます。

次に、片付けを楽しむ工夫をすることも有効です。お気に入りの収納用品を使ったり、スペースを作ったりすると整理整頓が心地よい作業に変わります。無理をせず、少しずつ習慣化することで、片付けが生活の一部として自然に行えるようになります。

片付けを続けるためのモチベーション維持法

片付けを続けるためのモチベーションを維持する方法は、いくつかの工夫によって実現できます。

片付けを続けるためには、小さな成功体験を積むことが非常に効果的です。いきなり大きなスペース全体を片付けるのではなく、テーブルの上や引き出し一つなど、限られたエリアを選びましょう。たった数分間、特定の場所に集中して片付けるだけでも、大きな達成感を得ることができます。

成功体験は自信につながりますので、小さな成功を積み重ねることで「できる」という感覚が生まれ、片付けに対する抵抗感が薄れていきます。このように、少しずつでも目標を達成することが、全体の整理整頓を進める鍵となります。

また、整った場所は掃除もしやすくなり、お掃除もはかどることにつながります。

片付けのメリット

片付けを行うと多くのメリットがあります。どんなメリットがあるのか?3つに分けてご紹介します。

精神的メリット

整理整頓された空間は心の安らぎをもたらします。物が散らかっていると、視覚的にストレスを感じることが多いですが、整った環境は心を落ち着かせ、リラックスした時間を提供してくれます。

さらに、片付けは自己管理の一環でもあります。整った生活空間を維持することで、自分自身の生活スタイルを見直し、より良い日常を送る意識が高まります。このように、片付けは単に物を整理するだけでなく、心地よいライフスタイルを実現する大切なステップであると言えると思います。

時間的メリット

片付けを行うことによる時間的メリットは、多くの忙しい方々にとって非常に重要です。物が整理されていると、必要なものをすぐに見つけることができるため、探し物にかかる無駄な時間を大幅に削減できます。

例えば、鍵や財布、仕事の資料など、普段使うアイテムをすぐに手に取れる場所に整理しておくことで、朝の準備や外出時に余裕を持って行動できるようになります。特に、家事や育児、仕事に追われる日常では、こうした時間の節約が大きな差になりますよね。

また、片付けを習慣化することで、日々の手間も軽減されます。毎日の積み重ねによって、部屋全体のクオリティが向上し、より充実した時間を過ごせるようになります。

経済的メリット

片付けをすることによる経済的メリットは、意外に多く存在します。

日用品のストックなど、見つからずに新たに購入してしまったり、特に、同じようなものを何度も買ってしまうことがある方には、物を整理することが大きな節約につながります。必要なものが明確になれば、無駄な買い物を避けることができ、家計に優しい生活を送れます。

さらに、整理整頓を行うことで、時間短縮が実現できるので、結果的に仕事や家事の効率が向上して余った時間を有益に使うことができます。このように経済的なメリットは、片付けをすることで次第に明らかになります。

まとめ

片付けがめんどくさいと感じるのは、忙しい日常生活の中で避けられないストレスの一部です。しかし、私たちが少しの工夫をすることで、この悩みを軽減することは可能です。

まずは、「片付ける時間がない」という問題に対して、小さなステップで取り組むことが有効で、毎日数分だけでも片付けの時間を設けることで、少しずつ片付けが進む感覚を実感できるでしょう。

また、不要な物を手放すことも重要です。物が少なくなることで、片付けが容易になり、めんどくさいと感じる瞬間が減っていきます。整理整頓は一度にまとめて行うのではなく、日々の習慣として取り入れることが理想的です。

このように、小さな努力が集まることで、片付けの負担感を軽減し、生活をより豊かにすることができます。自分自身を大切にするためにも、少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか。

もし、一人で片付けるのは難しいという場合には、 プロの手を借りるというのも一つです。

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