片付けに必須なふきんの使い方について
整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか
お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表
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こんにちは。「整理収納のチカラで叶えるインテリア」おうちデトックス、整理収納アドバイザーの古下由紀です。
「快適なおうち作りと清潔な空間を維持するお手伝い」をさせて頂きます。
私はこれまで、ヤクルト販売員、銀行員、SE、大学教授秘書、ニトリ販売員と様々な職種を経験してきました。一年間の上海での生活を経て、現在は個人宅へのお掃除サービスを行っています。おうちデトックスでは「お掃除もできる整理収納アドバイザー」として、清潔な空間を維持するお手伝いをさせて頂きます。
今日は、そんな私の専門分野である「お掃除」にまつわるお話。
お片付けの必須アイテム“ふきん”。清潔な空間を維持するための“ふきん”の使い方や、“ふきん”の使い分け方法、気楽にできる“ふきん”の殺菌方法についてお伝えします。
早速ですが質問です!
皆さんのおうちでは“ふきん”をどのようにお使いですか?
ふきんは主にキッチンで使用するものですが、使用場所毎にそれぞれ用意している方が多いと思います。
材質もコットンやタオル地、日本手ぬぐい、マイクロファイバークロス等様々です。
台を拭く“台拭き”、食器を拭く“ふきん”、そして床を拭くものは“雑巾”と、使用箇所によって名称が変わるのも面白いですよね。
中には「うちはキッチンペーパーを使っているのでふきんは有りません。」というお宅もあるかと思います。
そんな“ふきん”ですが、
どのように使い分けていますか?そして何枚ずつ持っていますか?
使用場所と枚数
大きく分けると「キレイなものを拭くもの」と「少し汚れたところを拭くもの」に分けられると思います。
さらに使用場所で細分化すると食器、鍋など「食材に触れるもの」を拭く、食卓の上や調理台を拭く、吊戸棚やシンク下の扉を拭く、調理家電を拭く等々・・分けていったらきりがありません。
では、
使用場所ごとにふきんは必要でしょうか?
答えはNOです。
場所ごとに拭くものが設置されていれば気が付いたときにさっと拭けるという利点はありますが、管理が大変になります。不衛生な布で拭いても良いことはありません。
ではどうするか?
使用場所を全て想定したら、今度はそれをグループに分けてください。
例えば、食器・調理器具でワンセット、調理台、扉、家電内側でワンセット、床、換気扇カバーでワンセット等々。そうして3~4グループ程度にまとめ、それぞれにふきんを用意します。
この時グループが3以下ならそれぞれの箇所に3枚ずつ、4以上なら2枚ずつ用意すれば十分だと思います。
そうやって用意したふきん、
いつも清潔に保つには?
一番重要なのは良く乾かすこと。
汚れを拭いた後湿った状態が長く続くと雑菌が繁殖し、臭いや最悪食中毒発生の温床となります。
定期的な洗濯や殺菌が重要です。
殺菌と言うと1.アルコール2.塩素系漂白剤を思い浮かべる方も多いかと思います。
- アルコールの場合・・・スプレーすると安心してしまいますが、乾燥も大事。毎晩使い終わったらテーブルの等に放置せず吊るして乾かしてください。
- 漂白剤の場合・・・どうしても塩素系を思い浮かべる方も多いかと思いますが、酸素系漂白剤でも殺菌効果は得られます。色柄物のふきんだけでなく白物に酸素系漂白剤も使用してみてください。
これなら気が楽!
古下流、塩素系漂白剤の使い方
我が家の場合ですが、キッチンでは食器を拭くクロスと、調理台を拭くクロス(これでシンク調理台周り全部拭いちゃいます)の二種類使っていますが、塩素系漂白剤を使うのは調理台用だけ。
専用の容器を用意するのは面倒なので毎回ビニール袋を使ってます。
- ビニール袋はスーパーでくれるものの中で比較的しっかりしていて水漏れしなそうなものを選びます。
- 漂白剤を直接ふきんの汚れに振りかけ、ビニールへ。上から給湯器から出るぬるま湯をざ〜と流し入れ、ヒタヒタになったら外からモミモミ。
- 暫く漬け込んだらビニールの外側からふきんを持ち水を捨て、絞ります。
- 水を入れモミモミ→捨てる→絞るを3〜4回繰り返します。
- ふきんを取り出し、再度流水で洗い、絞って干しておしまいです。
ゴム手袋を出してくる必要もないですし、ビニールは毎回捨ててしまうので、漂白容器を保管する必要もありません。
ゴム手袋をした後の手のゴム臭さが嫌いでやり始めましたが、お陰で漂白作業が苦にならなくなりました。
清潔な空間づくり、まずはふきんから始めましょう!