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片付けノウハウ
おうちデトックス編集部

リビングを片付ける方法と収納テクニック!キレイなリビングを保つポイントも解説

リビングを片付ける方法と収納テクニック!キレイなリビングを保つポイントも解説
サイト運営者

整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか

お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルティングサービスおうちデトックスの代表

家族が集まるリビングは、毎日の生活の中心となる大切な空間です。お客様が過ごす空間でもあるので、きれいに保ちたいですよね。

しかし、食事や仕事、子どもの勉強とさまざまな用途で使われるため、物があふれやすく、「片付けても片付けてもきれいにならない!」と悩む方も少なくありません。

この記事では、リビングが片付かない理由や片付けの手順、収納テクニックから、リビングをおしゃれに見せるポイントまでご紹介します。

リビングが片付かない理由

まず、なぜリビングが片付かないのか、主な3つの理由について見ていきましょう。

  • 物が多い
  • 収納場所が足りない
  • 動線が悪い

物が多い

物が多い

リビングには家族全員の持ち物が集まります。リモコンや充電器、子どものおもちゃなどで物が増えると、収納スペースが足りなくなり、散らかりやすい状態になってしまいます。

さらに、「後で片付けよう」と思い、一時的に郵便物や宅配物、洗濯物を置いたつもりが、ついそのまま放置してしまうことも少なくありません。どんどん物の量が増え、片付けのやる気が下がってしまうでしょう。

収納場所が足りない

収納場所を決めていない

リビングを見渡してみると、意外と収納スペースが少ないことに気づくかもしれません。いくつか収納家具があっても、見た目を重視して選んだ場合、収納力が十分でないことがあります。その結果、物の置き場がなくなり、リビングが散らかってしまいます。

動線が悪い

家具の配置が生活動線を邪魔していると、片付けにくいリビングになってしまいます。

例えば、ソファーとテレビボードの間にテーブルがあるため歩くスペースが狭いとテレビボードの収納にアクセスしづらくなります。一見小さな不便ですが、これが原因で物を手近な場所に置きっぱなしにする習慣がついてしまうことも。その結果、物が元の場所に戻らず、リビングが散らかる要因となります。

リビングを片付ける前にやること

リビングの片付けを効率的に進めるために、次の3つの準備をしておきましょう。

  • リビングの役割を決める
  • 収納場所を確認する
  • リビングに不要な物は移動する

リビングの役割を決める

まずはご家庭におけるリビングの役割を明確にすることから始めましょう。リビングにどのような役割を持たせるかによって、必要な家具や収納の方法は変わってきます。

小さなお子さんが遊ぶ空間として使用する場合は、おもちゃの収納と安全性を重視することが大切です。在宅ワークのスペースとして活用する場合は、仕事道具の収納と集中できる環境づくりが重要になってきます。

このように部屋の役割を決めることで(部屋の使い方を決めることで)部屋に必要な物が何かわかってきます。

収納場所を確認する

いまある収納スペースをきちんと把握することもポイントです。テレビボードの引き出しや扉付き収納、オープンラックなどの収納スペースがどこにあるか、どのくらい物をしまえるか確認していきましょう。

収納家具の場合、扉付きの収納は生活感の出る物を隠すのに向いています。オープンラックは、見せたい物や頻繁に使用する物の収納にぴったりです。このような特徴を把握しておけば、収納場所の見直しがスムーズに進みます。

リビングに不要な物は移動する

置いてある物がリビングに必要なものか考え、いらなければ本来の位置に移しておきます。子どもの勉強道具は学習机に、洗濯物はそれぞれの部屋のクローゼットへ移動させましょう。そうすればリビングの物が減って、少しはスッキリするはずです。これからの片付けがしやすくなります。

リビングを片付ける手順

リビングは広い空間なので、一度にすべてを片付けようとするとどこから手を付けるべきか分からなくなります。そこで、本棚、テレビ周りなど、エリアを決めて少しずつ進めることがおすすめです。以下のステップに沿って片付けを進めていきましょう。

  • STEP1:物をすべて取り出す
  • STEP2:仕分けする
  • STEP3:収納する

STEP1:物をすべて取り出す

物をすべて取り出す

まず、片付けるエリアにある物をすべて取り出してみましょう。テレビ周りであればAV機器のコードやゲーム機、雑貨、文具、DVDやおもちゃなどが出てくるかもしれません。すべてを取り出すことで、どれだけ物があるのか全体量を把握できます。奥に隠れていた物が出てきたり、同じ物が何個もあったりと、意外な発見もあるはずです。

物を取り出す際、ものを広げて置く場所を事前に確保しておくとスムーズです。何がいくつあるか一目で見られるようになると、必要な物・不必要な物が明確になっていきます。

STEP2:仕分けする

仕分けする

物をすべて取り出したら、「使う」「使わない」の2つに仕分けしていきます。このとき、「今使っている」「これから使う」という客観的な事実を基に判断することがポイントです。

ただし「いつか使うかもしれない」といった曖昧な理由で残しすぎるのはNGです。

その場合、1年以上使っていないなら「使わない」への仕分けを検討しましょう。

ただし、どうしても判断に迷う物は「保留」にしても構いません。一個一個悩んでいるとスムーズに進まないため、一時的に保留ボックスに入れておき期限を決めて仕分けします。最初は仕分けが難しく感じるかもしれませんが、慣れるにつれて短時間で判断できるようになるはずです。

STEP3:収納する

収納する

仕分けが終わったら、いよいよ収納に移ります。収納するときは、ルールを決め、そのカテゴリごとに分けて整理してから収納するのがポイントです。

収納する際は、使用頻度や家族の動線を考慮することが重要です。毎日使う物は手の届きやすい場所に、たまにしか使わない物は少し奥や上の方に配置すると使い勝手がよくなります。
例えば、リモコンや充電器はテレビボードにまとめ、新聞や雑誌はソファ周りに配置するといったように、収納場所を考えやすくなります。

リビングの収納テクニック

家族みんなで使うとなると、収納ルールを決めるのも難しくなります。そこで、きれいな状態が続く収納テクニックを7つご紹介します。

  • 物の定位置を決める
  • 家族全員が使う物を優先的に収納する
  • 私物入れを1人1ヶ所用意する
  • おもちゃ専用スペースを作る
  • 一時置き場を作る
  • 物をインテリアに活用する
  • 細々した物や生活感の出る物は隠す収納に

物の定位置を決める

物の定位置を決める

物の定位置を決めることが、収納の基本です。定位置を明確にすることで、使った後に戻す習慣が自然と身についていきます。

使用する場所からの距離と取り出しやすさを考慮して定位置を決めていきましょう。リモコン類はソファに座った状態で手が届く場所にまとめて配置し、新聞や雑誌はサイドテーブルや専用のラックにまとめるといった具合です。配置のルールは家族に共有することもポイントです。

家族全員が使う物を優先的に収納する

家族全員が使う物を優先的に収納する

家族が共有して使う物は、リビングに集約させましょう。そうすることで、みんなが使いやすいリビングを作ることができます。

携帯電話の充電器、文房具、常備薬など、誰もがすぐ手に取れる場所に置くことが大切です。サイドテーブルの引き出しやテレビ台の決まった場所に収納するとよいでしょう。

私物入れを1人1ヶ所用意する

私物入れを1人1ヶ所用意する

リビングは家族の私物があふれがちです。これ以上散らからないよう、一人ひとりに専用の収納スペースを作りましょう。

毎日使うものを自分の部屋にいちいち運ぶのは大変ですよね。小さな引き出しや個人用のバスケット、棚の一部でもいいので、収納スペースを家族それぞれに割り当てることで、散らかるのを防げます。

おもちゃ専用スペースを作る

おもちゃ専用スペースを作る

子どもがいるご家庭では、リビングにおもちゃが散乱しやすくなります。リビングの一角に「おもちゃコーナー」を設けてきちんと管理しましょう。

おもちゃ収納では、使いやすく、戻しやすい工夫が大切です。おもちゃは種類ごとに分けて、フタなしの大きめのカゴを使用すると取り出しやすくなります。カゴを色分けしたり、イラストつきのラベルを貼ったりする工夫も効果的です。

また、おもちゃは量が多くなりがちですが、子どもが自分で片付けられる量に厳選しましょう。

一時置き場を作る

一時置き場を作る

リビングでは、郵便物、配達物、これから畳む洗濯物、買い物袋など、ちょっとした物を仮置きすることもありますよね。一時的に物を置くスペースをあらかじめ決めておくと、整理整頓しやすくなります。

郵便物や配達物は玄関近くのラックやトレイに、洗濯物を一時的に置くスペースはソファのそばに確保すると、動線もスムーズです。買い物袋はキッチンに近い場所に仮置きできるスペースを作るといいかもしれません。

ただし、長期間放置してしまうと、一時置き場が定位置になり、物が居座り続けてしまいます。家族全員が「一時的に置いた物が溢れたら片付ける」「週に1回片付ける」などルールを守るよう徹底しましょう。

物をインテリアに活用する

物をインテリアに活用する

リビングは来客対応にも使うので、見た目の美しさも大切です。本や雑誌、思い出の写真など、見せてもよい物はディスプレイとして活用することで、お店のような空間を演出することができます。

お気に入りのカップやお皿をオープン棚に並べたり、雑誌をマガジンラックに置いたりすると、おしゃれな部屋になります。

細々した物や生活感の出る物は隠す収納に

細々した物や生活感の出る物は隠す収納に

リビングには、生活感の出るアイテムが溜まりやすくなります。リモコンや配線、郵便物などは見える場所に置いておくとごちゃごちゃした印象を与えてしまうため、隠す収納を活用しましょう。

例えば、おしゃれなカゴやカーテンを使って、収納棚を見えないようにする方法があります。リビングの雰囲気を損なうことなく、すっきりとした空間を保てます。

スッキリおしゃれなリビングの作り方

どうせ片付けるなら、おしゃれな空間にしたいと思う方もいるでしょう。スッキリおしゃれなリビングを作るポイントを3つご紹介します。

  • 大きな平面をつくる
  • 背の低い家具を選ぶ
  • 2〜3色にまとめる

大きな平面をつくる

大きな平面をつくる

リビングをスッキリ見せるための基本は、大きな平面を意識することです。テーブルや棚の上に物を置くと、視覚的に空間が狭く感じてしまいます。大きな平面が広がっていると、広々とした印象を与えるため、片付いて見えるのです。

テーブルの上に物を置かないことを意識するだけでも、リビング全体が開放的に感じられます。

背の低い家具を選ぶ

背の低い家具を選ぶ

リビングをスッキリ見せるもう一つのポイントは、背の低い家具を選ぶことです。背の高い家具があると、圧迫感が生まれ、部屋が狭く見えがちです。低めの家具を選ぶことで、空間にゆとりが生まれ、落ち着いた雰囲気を演出できます。

とはいえ、大きめの収納家具を選びたいときもありますよね。本棚や全身鏡といった背の高い家具でも、配置次第では圧迫感を減らせます。リビングの奥や壁際などの目立たない場所に配置することがおすすめです。

2〜3色にまとめる

2〜3色にまとめる

リビングのインテリアを統一感あるものにするためには、カラーコーディネートも大切です。リビング全体の色味を2〜3色に抑えると、センスに自信がなくてもスッキリおしゃれな印象になります。

例えば、ベージュやグレーなどのニュートラルカラーを基調にし、アクセントカラーとしてグリーンやブルーを取り入れることで、シンプルでありながらもセンスある空間を作り出すことができます。

リビングの片付けを習慣化するポイント

リビングを片付けようと思っても、なかなかやる気が出ずに後回しにしてしまうことはよくあります。しかし、やる気が出るのを待っていては、片付けがいつまでも進まないことがほとんどです。

そこでおすすめなのが、ほんの少しの課題をこなしていく方法です。例えば、「テーブルの上にある物をひとつだけ片付ける」という小さなタスクから始めてみましょう。もちろん、それ以上片付けを続けたくなったらどんどん進めてしまっても問題ありません。少しでも始めれば、次第にやる気が湧いてきて、次の場所も片付けられるようになります。

さらに、「いつやるか」を決めることも片付けの習慣化に役立ちます。例えば、朝は前日の新聞を片付ける、夜寝る前にひとつゴミを捨てるなど、時間帯やタイミングを決めてしまうと、自然と片付けが日常の一部として組み込まれていきます。片付けが負担ではなく習慣になり、リビングを常にスッキリと保つことができるでしょう。

まとめ

リビングが片付かない理由は、物が多い、収納場所が足りない、動線が悪いとお伝えしましたが、理由はさまざまです。

まずは収納場所を確認し、物を出して広げるために不要な物を移動させてから片付けを始めます。

片付けるエリアを決めたら物をすべて取り出し、使う物・使わない物で仕分けしていきます。使う物はカテゴリごとに分けて収納し、使わない物は処分しましょう。

収納するときは、物の定位置を決め、動線を考慮した収納スペースを確保することがポイントです。生活感の出やすいアイテムを隠す収納を活用し、飾れるアイテムでおしゃれな空間を演出するとよいでしょう。

「ゴミひとつ捨てる」といった小さなタスクを毎日こなしていけば、片付けは習慣化します。それでもなぜか片付かない…とお悩みの方におすすめしたいのが『おうちデトックス』の収納コンサルプランです。当社のスタッフは全員が整理収納アドバイザー1級の資格を持つプロフェッショナル。長年の経験と専門知識を活かして、あなたの「片付かない」を一緒に解決します。

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