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片付けの基本
おうちデトックス編集部

片付けに意味ってあるの?そのメリットやデメリットを解説

片付け 意味
サイト運営者

整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか

お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルティングサービスおうちデトックスの代表

どんな人でも、一度でも自分の家を片付けしたことがあるはずです。

しかし、そもそも片付けをする意味を深く考えたことはありますでしょうか。

片付けは色んな意味があり、実行するのとしないのとでは、気持ち的にも身体的にも大きく異なってきます。

そこで今回は、片付けの意味についてお話し致しますので参考にしてみてくださいね。

片付けの意味とは?

片付け 意味

片付けを掃除と整理整頓と収納の3つにわけて考えてみましょう。

何気なく言葉として使っていたり行動していたりするものですが、それぞれの意味を知ることにより、片付けを頑張りたいと思うようになります。

掃除

掃除とは、ほこりやごみを掃いたり拭いたりする行動のことを指し、汚れを取り除くことが掃除の役割です。

掃除をする目的はそれぞれですが、部屋が汚れていて落ち着かなかったり、散らかっていると健康状態にも影響します。

掃除をしっかりしておけば常に部屋がキレイな状態を維持できるため、気持よく過ごせるようになります。

整理整頓

整理とは、必要な物と不要な物を分別して、いらないものを処分する方法で、整頓とは、必要な物を正しい場所に収納することを指します。

使ったら元の位置に戻すことです。

整理整頓とまとめて言われますが、実は整理と整頓の意味は異なります。

不要な物を処分し、必要な物を取り出しやすい場所などに置いたり保管したりすることが整理整頓です。

整理整頓を行うことにより、物をすぐに見つけられますし、やり方によっては部屋がスッキリしますので積極的に行いたい方法です。

収納

収納とは、使っているものを使いやすい場所に使いやすく収めることです。

何か物を使いたいという場合に、目につく場所に収納されていれば、取り出しやすいですし、使いやすくもあります。

収納方法を工夫すれば、取り出す前に何があるのかが理解できるようになるため、探す作業がなくなります。

収納にはコツが必要ですが、物を取り出しやすい場所に配置することがとても重要です。

 

片付けに関連する記事はこちら⇒奥行きのある棚に使える収納テクニック【ノウハウ】

片付ける意味はたくさんある!そのメリットは

片付けをする、という行動にはたくさんのメリットがあります。

精神的に余裕ができる

片付けをすれば、精神的に余裕ができます。

部屋が散らかっていると、目に見えるもの全てが嫌になり落ち着かなくなってしまいます。

部屋を片付けしてキレイさを維持していると、目に見えるものには無駄がなくなり、ストレスが軽減されます。

物を探す時間が短縮できる

何か特定の物を探している場合、部屋が散らかっていると見つけるまでにとても時間がかかります。

当然、この探す時間は無駄でしかありません。

部屋を片付けておくと、どこに何があるのかを把握できるため、探し物を簡単に見つけられます。

同じ物を買わなくて済む

部屋が散らかっていると、どこに何があるのかを把握するのはとても難しいです。

見つからない場合は、すでに家のどこかにある物を再度購入してしまう、なんてケースが多々あります。

家にある物をさらに買い増しするのは、無駄遣いでしかありません。

部屋を片付けていれば、同じものを買わなくても済むというメリットがあります。

ケガや病気を防ぐ

部屋が散らかっていると、自分や家族のケガにつながります。

床に尖ったものが落ちていた場合、知らずに踏んでしまうこともあれば、転倒して大ケガにつながることが想定できます。

また、地震などの災害によりさらに部屋が散らかり、身動きが取れないなんて危険性もあります。

片付けをしていれば、何かを踏んだりぶつけたりすることもありませんし、万が一の事態でも対処しやすくなります。

片付ける意味はない?そのデメリットは

片付ける意味はたくさんありますが、逆に意味がなく、デメリットに感じている人もいます。

時間がかかる

片付けの最大のデメリットは、時間がかかることです。

とくに、家中が散らかっているような状態の場合、数時間で片付けを終わらせるのはとても難しいです。

一生懸命片付けをしたとしても、何かもらえるわけではありませんし、体が疲れるだけ、という考えの人には、片付けはデメリットでしかありません。

とはいえ、いつかは片付けをしないとキレイになるまでに、余計に時間がかかってしまいます。

やる気がなかなかおきない

片付けはある意味、肉体労働に近いため、なかなかやる気がおきません。

頭の中では片付けをしたいと考えていても、いざ行動するとなると、前へ進めません。

特に1人で片付けをする場合は、自分のタイミングで動けるため、ついつい後回しになってしまいます。

物が少なくなる

片付けをすると、不要な物を処分する機会があります。

当然ながら、不要な物を処分すればそれだけ部屋が広くなりますが、逆を言えば物が少なくなるというデメリットがあります。

買ったものは絶対に捨てたくない、大切に使い続けたいという考えの人からすれば、物を処分するのは苦痛ですし、デメリットに感じられます。

片付けが大人でも難しい理由は?

片付けは大人でも難しい場合があります。

1人ではなかなか片付けが進まないから

大人であれば、さまざまな決断を自分でしますが、片付けは難しい場合があります。

例えば、片付けをするのが面倒、1人暮らしで誰も家に来ないなどが該当します。

片付けをするのが難しい場合は、1人ではなく家族や友人などに手伝ってもらうことも重要です。

家族や友人に片付けを手伝ってもらうのに抵抗があるのでしたら、片付けの専門業者に相談する、という方法もあります。

自分の家が片付いていないと思っていないから

みなさんは、自分の家や部屋がキレイだと思いますか。

住み慣れた家の場合、散らかっていてもこれが当たり前、という考えになってしまうと、片付けをしたい、にたどり着きません。

ですが、必要な物がどこにあるのかが分からない状態の場合、自分が考えているよりも散らかっている可能性があります。

その場合は、家族や友人にも部屋を見てもらい、現実を知ることも大切です。

捨てるのがもったいないと感じるから

せっかく買った物を、使わないからという理由で捨てるのはもったいないと感じていませんか。

特に、その場の気分で買った物であれば、1~2回使ったら押し入れやクローゼットに置きっぱなし、ということもあります。

ですが、買うばかりで捨てることをしないと、どんどん部屋のスペースが狭くなり、片付けが難しくなってしまいます。

半年や1年くらい使っていない物であれば、今後も使わない可能性が高いため、捨てるという選択肢も考えましょう。

何でも物を集めたい欲があるから

人によっては収集癖があります。

小さな物ならいいですが、大きな物になると、どんどん自分の部屋が収集物で占領されていきます。

しかも収集したものを処分する、という考えになるのはとても難しく、片付けをするのも困難になってしまいます。

収集物が部屋で埋め尽くされ、物が捨てられない状況でしたら、トランクルームなどを借りて対応するといいでしょう。

まとめ

片付けの意味は、掃除と整理整頓と収納を行い、使いやすく見た目にもきれいな状態にすることです。

片付けは物をしまうだけでなく、必要な物と不要な物を分類し、生活しやすい環境を作る作業でもあります。

片付けをすることにより、生活の効率を高めたり、気持をリセットしたりする効果もあり、日常生活において重要な役割を果たしてくれます。