お客様のお宅に伺って収納についてのお悩みをヒアリングさせていただきますが、その中で「奥行きがありすぎて。。」とか「この奥行きに合う収納方法が分からない」というお悩み。とても多いんです!
どんな本でも収納できそうな大きな本棚、ちょっとしたスペースを有効活用されるように造られた間口狭めで奥行きのある収納棚など、ある意味万能だけど、この収納どうしたら良いの?
そんな時、あらゆる場所で活用できる収納テクニックをご紹介します!
横スライドで本棚の奥行を有効活用
奥行きがあるから前後に本を並べると、後ろに収納した本が見えなくなってしまい探すことが出来なくなってしまいます。
また、後ろにある本が分かっていても取り出す際に、前に置いてある本を一冊一冊移動させてから取り出したり、前の本をかき分けて戻すなど、ちょーっと面倒!
もうこうなると戻さずついつい手前に積み重ねがち笑
そんな時に簡単に出し入れできるテクニック。
ポイントは2つ。
①後ろの本も見えるように
②手前の本も動かしやすく
後ろの本が少しでも見えるようにしておくのがポイント。手前の本と高さが重なってしまわないよう背の高い本を後ろにしたり、高さが足りない時は何か段差が出せるような物を下に置くと良いです。本の整理をして、不要になった本を下に敷いてみても良いですね!
そして、問題は手前の本たちですが、
この手前の本をカゴや箱に入れておくと移動がとっても簡単!
こんな感じで、手前に置く本を箱やカゴに入れてサッと横にスライドさせれば超簡易版スライド本棚の完成です!
これだけでも全然違いますよね。
ここでのポイントは手前の本は本棚幅いっぱいに置かないこと。
カゴや箱を“棚から取り出して”よりは、サッとスライドさせる余裕を持つことで、取り出すのも戻すのもしやすくリバウンドしにくい収納テクニックになるのです!
\ここでプチ情報/
文庫本サイズは105×148㎜。(出版社や印刷の状況により若干寸法に誤差はあります)
文庫本ならボックスティッシュの箱がピッタリサイズ。 ティッシュの空き箱を利用して、お気に入りのリメイクシートや色画用紙など貼ってインテリアに合わせて好みの箱にチェンジするのも良いですよね!
(*ボックスティッシュの箱サイズも色々な物がありますので、チェンジする前に一度本を入れて大きさを確認してくださいね。)
上の画像では小さめの靴箱を利用していますので、お片付けの際に不要になった箱も一役買えるかもしれません。
また、100円ショップで見かけるサナダ精工の仕切りカゴも文庫本なら入りそうです!
一つ100円ショップの便利グッズをご紹介。
こちらは「ポイント①:後ろの本が見えるように」と次章でご紹介する「縦スライド」で本棚からケースごと取り出せる便利グッズです。 こちらは主にコミック本用ですが、素材や形の少し違った他のメーカーの物もあります。
こういった便利グッズも今では100円ショップで多く見かけるようになりました。
このような便利グッズを利用して奥行のある収納の前後のスペースを上手に活用する方法もあります。
ただし、便利グッズはブログやインスタグラムで紹介され人気が出ると品薄になってしまうことも多いので「この商品を使って片付けたい!」というタイミングで手に入れられない場合もありますので、ぜひこのノウハウを覚えておくと便利です。
縦スライドで棚の奥からも取り出しやすく
今度は簡単に引き出し式の収納にしてしまうテクニック。
こちらはキッチンにある食器棚の収納。
縦一列に並べたグラスやコップ、小さい食器をトレーやケースに入れて引き出し式に縦スライドで出し入れできます。
これで奥に入っている食器も容易に取り出すことができますね!
そして、こちらはリビングにあるキャビネットの収納例。
こちらも前章で紹介したサイズ違いの仕切りカゴを使って、リビング周りでご家族が使う物を収納しています。このカゴに何が入っているかがきちんとラベリングしてあれば、奥に入っていて見えづらくても引き出し式に出し入れして使う事が出来ます。
奥行きのある収納も、奥にある物をスムーズに出し入れできるよう工夫すれば上手に使いこなすことができます。
押入れなどの大型の収納でも応用が利くテクニックですので、ご参考くださいね。
お片付けのご依頼は「おうちデトックス」へ
収納アイデアはわかったけど、あっちもこっちも一人で片付けするの大変!
この方法は我が家の収納に合っているのかしら?? 家族構成も間取りも違うけど。。
SNSなど、ネットでたくさん情報は取れますが実際お片付けをするとなると何をどうしたら良いのやら。。
そういうお悩みの方はたくさんいらっしゃいます。
そんな時はおうちデトックスの整理収納アドバイザーにお任せください。
おうちデトックスでは、整理収納アドバイザー1級の資格を保有しているだけではなく、いろいろなお客様のお宅に伺って現場経験を積みながら、スタッフの教育やスタッフ間でのグッズ・アイテムやアイデアの共有などの情報交換も行っており知識も豊富です。
お客さまそれぞれに合った方法で、快適な生活が送れるアドバイスとお手伝いをさせていただいております。