整理収納作業の様子。2回目はリビングをメインに次回作業の準備【実例】
整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか
お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表
(前回作業の様子はこちら)前回はキッチンの整理収納を行いました。
2回目はリビングをメインに作業し、前回紙袋などで仮置きしていたキッチンの箇所も新たに準備した収納グッズを設置して完成させました。
また、子ども部屋のご依頼もいただきましたので、どのような形で作業を進めるのかも提案させて頂きました。
目次
リビングの整理収納
飾るコーナー
素敵な写真・陶器の置物があるのに、他に色々置いてあるため目立たなくもったいないので、整理して飾るコーナーにしました。(画像の飾ってある写真は加工しています)
腰の高さの棚はどうしても物を置きやすいので一時置きしがち。ちょっとだけのつもりが、そのうち色んな物が集まり、気付けばその景色に慣れてしまいがちなので注意ポイントです。
飾るコーナーとしてスッキリとした棚上のこのイメージをずっとキープしたいものですよね!
文具類の整理収納
特にお子様が小さい時はリビングでお絵描きしたり、工作したり、道具が集まりがちです。お客様のお宅も出窓の片隅やソファの横など、あちこちにあった文具や工作道具がありました。
全部集めて整理しましたが、一箇所に集めると文具もかなりたくさんあることが分かります。
こちらの【AFTER】⇓の画像は、後に子ども部屋で使わなくなった衣装ケースを利用して、お客様自身で文具・工作道具を収納された写真を送っていただいたものです。
一緒に片付けを進めることで、お客様にも整理収納の実体験を通して身に着けていただくことができました。
レイアウト変更
電子ピアノの設置場所を変え、奥の棚までの必要最小限を通路にする事でスペースの有効活用ができました。
キッチンの整理収納(前回のつづき)
収納に入らない調理器具、ラップなどのストックなどは冷蔵庫上のスペースに収納場所を確保しました。
普段は熱を放出できるよう冷蔵庫上に置くことはお勧めしておりませんが、ラップなどのストック品以外は余剰ストック品であることを考慮し、使って無くすことを予めアドバイスさせていただき、床置きを避けた一時的な収納場所にしました。
食器類も使用頻度を考え位置を微調整しました。
食器棚上は透明の「吊り戸棚ストッカー」を使用して、中が見え欲しいものがすぐ取り出しやすいように整理しました。
次回作業に向けての場所確認と作業準備
子ども部屋
おもちゃのスペースが多く占めていました。ご要望はこれから入学に向けての準備の為、まずは配置換え。
お友達から頂いた手作りの飾り物や工作が好きなお子様の作品などは、溢れてしまわないよう、飾る時期を決めて管理することを提案いたしました。
廊下収納
次回の作業を進めるにあたりどのような収納用品を準備しておりたら良いか? 具体的に収納プランを作成するために採寸をします。
収納予定の物量と高さのある収納の割に棚板が少ないのを考慮し、棚板を増設する事にしました。必要な棚板のサイズも採寸、発注の手配もして納期後に次回の作業に入る予定です。
\注意ポイント/
扉の取り付け金具。これって結構出っ張ってますよね。棚の横幅いっぱいに収納ケースを並べてしまうと両端の収納ケースが金具に引っかかって取り出しにくくなります。
棚に収納ケースを並べる場合、金具の寸法を除いて計算する事が大切です。
● 作業のまとめ
こちらのお客様は、3回作業に伺いました。主な作業内容は下記の通りです。
お困りごと・ご要望 |
・引っ越ししたばかりで片付けられなくて困っている。 |
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住居形態 | 2LDK |
家族構成 | ご夫婦(共働き)、お子さま(2人) |
作業の流れ |
【初回】 |
訪問回数と作業箇所 | 2名x3回 キッチン・リビング・子供部屋・洗面所・廊下収納 |