片付けを習慣化するには生活動線を考えて収納場所を作る!【片付け実例】
整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか
お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表
お引越ししたばかりで、片付けられなくて困っているというご依頼を受け、3回目は主に子ども部屋の作業を行いました。
一つの子ども部屋を姉妹お二人で使っています。春から妹さんも小学生になるので、お子様に片付け習慣が身に付けられるよう収納の仕組みを考えました。
目次
子ども部屋 片付け
ランドセル置き場
お母様から「学校から帰宅後、ランドセルやサブバッグがリビングや子ども部屋に置きっぱなしになるのでなんとかしたい」とのお悩みがありました。
二段ベッドを両脇の壁の真ん中に配置することで、ベッドを挟んで両脇にスペースが出来ます。
そのスペース(ベッドを挟んだ両脇に)それぞれにMUJIの収納ケースなら収まることが採寸をして分かりました。
お客様へ提案してご承諾いただいたので、新規に購入した収納ケースの上をランドセルやバッグ置き場にし、学校から帰ったら直ぐに置くという場所となりました。このように、自分の決まった場所(定位置)を確保することで、お子さまでも出来る片付けの習慣につながります。
片方は妹さんのスペース。もう一方はお姉さんのスペースとして確保できました。
下の収納ケースには学校で使う物も入れておくと、朝のお仕度もスムーズですよね。小スペースでありながら姉妹二人のプライベート空間ができました。
このように商品知識を生かし収納用品を提案・アドバイスさせていただいております。
ベッド下の収納
とにかくスペースに余裕がないこと、一部屋に姉妹二人分の物を置かないといけないことで、わずかなスペースも有効活用することを考えます。
ベッド下には何も無かったのですが、小学生となれば夏休みなどの長期休暇の間に持ち帰ってくる用品も多いですよね!そういった一時的に持ち帰ってくる物を置く場所を作りました。(幼稚園・小学生のお子さんがいらっしゃるご家庭ではよーーくお分かりになると思いますが、荷物がずっとその辺に置いてあるのって結構ストレスですよね。。)
キャスター付きなのでお子様も取り出しやすく、またお掃除も簡単!有孔ボードにキャスターを両面テープで付けて、引き出しやすいよう紐を付けただけ!立派な取っ手でなくても有孔ボードなら穴に紐を結ぶだけで出来ちゃいます。簡単にできてお手軽です。
おもちゃの収納
おもちゃもそろそろ卒業の物がいくつかありそうです。
机が欲しいというお姉さんの希望がありますので、もう少しスペースを確保するためにおもちゃの厳選も頑張っていただけると良いですとアドバイスさせていただきました。
クローゼットの収納
ハンガーで下げる衣類の高さを揃えてまとめると(右は丈の短い物。左は丈の長い物)、下部の空間も階段状に有効的に使う事ができます。ここも収納ケースを見直した事で、2列に階段状に収めることができました。
廊下収納 片付け
高さのある収納の割に棚板が少なすぎるため、思うようにスペースを活用できていません。
棚板の増設を提案して追加購入し、奥行に合った収納ボックスにアイテムごとに分けて収納しました。
持ち手があるので取り出しもしやすく、ここでも採寸をして収納ボックスを選出した為、無駄なスペースをなるべく作らない収納システムになりました。
*最下段のものは、時間の都合でお客様と一緒に見直しできていません。
商品知識を活かしきちんと採寸する事でより良い収納用品のご提案ができます
私たちおうちデトックスのスタッフは色々なご家庭に合った収納づくりの経験を積んでおります。いつも決まった収納用品だけではどのおうちにもマッチできません。そこで様々な収納用品の使用経験や知識を蓄え、またスタッフ同士でも情報を共有しております。
そして、収納場所に合った収納用品を選出するためには採寸がとても大切で、その寸法からより使いやすい収納用品をご提案できるよう心掛けております。
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「【一緒に片付け】収納コンサルプラン」
● 作業のまとめ
こちらのお客様は、3回作業に伺いました。主な作業内容は下記の通りです。
お困りごと・ご要望 |
・引っ越ししたばかりで片付けられなくて困っている。 |
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住居形態 | 2LDK |
家族構成 | ご夫婦(共働き)、お子さま(2人) |
作業の流れ |
【初回】 |
訪問回数と作業箇所 | 2名x3回 キッチン・リビング・子供部屋・洗面所・廊下収納 |