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片付けの基本
おうちデトックス編集部

片付けられない人の片づけ方の特徴は?部屋をキレイにするための4つのポイント

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整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか

お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルティングサービスおうちデトックスの代表

世の中には、片付けられる人もいれば、そうではない人もいます。

とくに床に物やゴミが散乱し生活に大きな支障がでているが片付けられない人は、何らかの理由をつけて片付けようとしませんし、片付けたとしても途中で諦めてしまうため永久に部屋がキレイになることはありません。

そこで今回は、片付けられない人の片付け方についてお話ししますので参考にしてみてくださいね。

片づけられない人の特徴

全員が片付けをできればいいですが、決してそうではありません。

片付けができない人には、いくつかの共通点があります。

片付けが面倒だと思っている

片付けができない人は、そもそも片付けが面倒だと思っているため、なかなか行動に移せません。1ミリもやる気になれない人も多いです。

片付けを一切しないと、ゴミやほこりがたまっていきますし、衣類等もぐちゃぐちゃに置かれるようになります。

ここまでくると、汚部屋になってしまうため、余計に片付けができなくなってしまいます。

使ったものは元に戻さない

家のなかにある何かを使ったら、そのままにしていませんか。

例えば、TVやエアコンのリモコンがキレイに片付けられる場所があるのに、使った後にテーブルに放置しているなどが該当します。

リモコンは小さくてどこにあっても邪魔にはなりませんが、衣類やカバンなど大きなものも使ったら使った場所に置いてしまうと部屋のキレイさがどんどんとなくなってきます。

散らかっていても気にならない

片付けられない人は、散らかっていても気にならない、という特徴があります。

そもそも、部屋が散らかっていても何も感じない人は、相当なことがない限り片付けをしようと考えません。

ハウスダストアレルギーになり困るなど、どこかのタイミングで片付けたいという気持ちがでてくれば、掃除をきっかけに片付けにつながります。

収納できない

片付けができない人は収納にハードルの高さを感じています。

収納は、ただ物を詰め込むだけではなく、優先順位の高いもの低いものによって配置が変わるため、難しいと感じられます。

さらに、出したものをしまう習慣がない人は、そもそも収納スペースを使わない方もいます。

買うものが多いけれど古いものは捨てない

例えば、キッチンやお風呂で使うタオルを、ずっと変えずに使い続けていませんでしょうか。

タオルを交換しようと思い新しいタオルを買っても、結局古いタオルを捨てない人がいます。 

このように新しいタオルを買い続ければ、古いタオルと新しいタオルが増えていき、収納が難しくなってしまいます。

どんなものでも、もったいない精神が働き、捨てられない人は片付けができません。

片付ける時間がない

例えば1人暮らしをしていて、朝から晩まで働いている場合は、なかなか片付けをする時間が作れません。

とくに休日も仕事をしている多忙な人であれば、余計に片付けができず、家中が汚れてきます。

たまにある休みは、疲れを取るために1日中寝ていることもあるでしょう。

1人暮らしで多忙な人は、片付けるのがとても難しい可能性があります。

家族の物も一緒に混じっている

家族と一緒に住んでいると、リビングには自分の物だけではなく、家族が使っている物が混ざっているはずです。

当然、家族の物を勝手に片付けてしまうと、ケンカになってしまう可能性があるため、下手に触ることはできません。

とくに家族との関係性が悪いと、片付けたくても片付けられない状況になります。

収集癖がある

収集癖がある人も、片付けが苦手な傾向があります。

例えば、スニーカーや衣類など場所を取りすぎるため、片付けよりも飾ることに意識が向いている状況です。

大きな収集物は余計に保管場所が必要になってくるため、片付けられない状況に陥ってしまいます。

 

片付けに関連する記事はこちら⇒片付けが進まない原因と解決策!やる気を出してスッキリ片付ける方法とは

片づけられない人が片づけるためには?

もし、片付けられない人は片付けるためには、何をすればいいのでしょうか。

使ったら元にあった場所に戻す意識をする

まずは、何かを使えば、最初にあった場所に戻すことから意識をしてみてください。

例えば、エアコンのリモコンが壁に設置されているのであれば、操作をすればすぐに元に戻すように意識しましょう。

使ったものを元に戻すというのは、せっかく片付けた状態を散らかさないようにするためには重要な行動です。

新しい物を買えば古い物は捨てる

新しい物を買えば古いものは捨てる、という考えを持っておきましょう。

とくにタオルや食器などは、何年でも使い続けられますが、どこかのタイミングで新しく購入する場合があります。

その際に、古い物をそのままにしておくと収納が難しくなり、物があふれてしまいます。

もったいないかもしれませんが、新しい物を買えば古いものは捨てるように動きましょう。

また、古いものを確実に捨てられる時だけ新しい物を買うようにしましょう。

収集物はトランクルームなどを活用する

もし、自分自身が収集癖がある、と認識されていましたら、自分の部屋ではなくトランクルームをレンタルする、という方法があります。

トランクルームとは月額何千円かを支払えば、倉庫として借りられるサービスです。

かさばる収集物であれば、なおさら自分の部屋が圧迫されるため、お金を支払ってでもトランクルームを使ってキレイにするメリットは大きいです。

片付ける日を決めて実行する

片付けるのが苦手なのであれば、強制的にやる日を決めて決行してみてください。

例えば、今日何時に夕ご飯を食べる、ということができるのであれば、片付けもできるはずです。

ただ面倒なだけでやらないのであれば、もっと大変にならないうちに片付け日を決めてとにかく実行してみましょう。ひとつでもまずはやりはじめることが大事です。

片付けられない人の片づけ方のポイント

片づけられない人が本気で片づける場合、いくつかのポイントがあります。

先に収納グッズは買わないこと

片づけをする場合、先に収納グッズは買ってはいけません。

なぜなら、収納グッズに合わせて収納しようとするからです。

結果的に、捨てるべきものも収納してしまい、場所を無駄に取ってしまう可能性があります。

収納グッズは必要ですが、使っていない物を捨てる片付けが完了した段階で購入するといいでしょう。

いる物といらない物をはっきり分類する

片付けの際に、いる物といらない物をはっきり分別することが重要です。

いらないものをまた残しておくと、片付けが進まないからです。

使用頻度が高い物は残しておく、そうではない物は一旦別に分けて置くことをおすすめします。

いらない物は思い切って捨てる

もし、少しでもいらないと思った物、当分使わない物は、思い切って捨ててみてください。

やはり、いらない物が多すぎると片付けが一向に進まないからです。

とくに、長い間使っていない物があるようでしたら、今後も使わない可能性があるため、捨ててみれば家中がスッキリします。

家族にも協力してもらう

もし自分だけではなく家族も一緒に住んでいるのであれば、片付けを協力してもらうことも大切です。

なぜなら、作業の効率が各段に上がりますし、何より家族の私物を残すべきか、捨てるべきなのかの判断も直接聞けるからです。

また、1人ではなく、2人3人とそれぞれの持ち場を片付けすることにより、作業が終わる時間も短縮できます。

まとめ

片づけられない人は、何かしらの理由をつけて片づけようとしません。

ですが、物であふれかえっていたり、汚れ過ぎていたりする場合は、いつかどこかのタイミングで片付けをしなければなりません。

そうだとしたら少しでもはやく片付けをして、キレイに快適に過ごせる時間を手に入れてください。

もし自分だけの片付けはしんどい場合は、家族に参加してもらったり、プロに頼ったり、1人で抱え込まず片付けがラクに楽しくなるような工夫をされることをおすすめします。