「断る」こともお片付け!?|スタッフ押切
整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか
お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表
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こんにちは。
「整理収納のチカラで叶えるインテリア」おうちデトックス、整理収納アドバイザーの押切陽子です。
国分寺市在住、主婦歴32年です。
整理収納アドバイザー・2級認定講師としても活動しています。自宅の収納を公開する自宅セミナーを月3回開催しています。
私は20年前入院を余儀なくされました。
その際「私がいなくても家族が探し物をしないように」と生前整理をしたことで整理収納の重要性を感じ、2013年より整理収納アドバイザーとして活動を開始。2016年より、おうちデトックスのスタッフとして活動しています。
今日は、主婦を32年してきて気付いた「ある物」に対する対処法についてご紹介します。
いろいろな商品に付いてくるお得感のある「おまけ」的なもの。みなさんはもらいますか?
私は、できる限り断ります。
食品や日用品など生活必需品のお買物や、女性はお洋服・お化粧品などデパートや百貨店でのお買物、色々シーンで様々な「おまけ」を目にするのではないでしょうか。
私が断るのは「必要な物」に付いてくる、自分にとって「不必要な物」です。
言い方はいろいろですが、例えば、景品・ノベルティ・付録・粗品などです。
そしてそれらがどんな品物かというと、ハンカチ・タオル・スリッパ・マグカップ・ボールペン・ポーチ・マフラー・ひざ掛け・傘・コップ・カレンダー・ノート・お皿・保存容器などなど…
それらの「おまけ」は金額に換算でき「それが無料で貰えるなんて!」と、なんだか少し得した気分にさせます。
そしてその「おまけ」が高価なものほど、お得度も上がってしまうものです。
以前は何気なく受け取って家に持ち込みました。
しかし、それらの「おまけ」が自分にとって「気に入った」「すぐに使える」ものであればもちろん良いのですが、もらう物のほとんどが、私には必要のない物でした。
結局家に持ち帰っても処分する(捨てる)ことになり、いくら不要な物とは言え後ろめたさがありました。
捨てる以外にも、あげるという方法もありますが…
最近の雑誌は本誌よりも大きなバックやポーチなどが付録になっていますよね。
私の場合、欲しい雑誌に自分には必要のない「おまけ」が付いている時などは、仕方なく持ち帰ったら「おまけ」は開封せずに「不用品差し上げます」と書いた袋に「おまけ」を入れて玄関先に置きます。
そうすると、大抵その日のうちに、どなたかがお持ちになります。
どちらにせよ、結局手間…
不要な「おまけ」は捨てるにしても差し上げるにしても、分別したり差し上げる準備をしたりと、結局ひと手間かかります。
そんなことを繰り返していたある時「結局手間なら最初から貰わないほうがいい」と吹っ切れて、おまけを断わってみようと思いました。
不要な物は、できるだけ家には持ち込みたくありません。
はじめは「いりません」というのが恥ずかしかったです。
「いりません」と言っても何度も勧めてくるし、終いには怪訝な顔をされるしで…、はじめは店員さんの反応が気になって、断るのにドキドキして勇気がいりました。
今は慣れたもので、丁寧にお断りしています。
断ることで、時には想定していなかったうれしい「おまけ」がつくことも。
例えば「いくら以上お買い上げの方に○○をさし上げます」という「おまけ」を断ると、「それでは少しですがポイントを付けさせていただきます」なんていうこともあります。
化粧品店では、ポーチの代わりにコットンをひと箱いただいたこともあります。私にとってはコットンのほうが使えるし断然うれしかったです。
最後に。
家のスペースは限られています。
できるだけ必要なものでスッキリ暮らしたいですし、何より自分にとっても家族にとっても心地よい家にしたい。
そのためにこれからも、
「私には必要な物ではないのでお断りします」と伝えていきたいと思います。
みなさんも是非「断る勇気」試してみてください。
思いもよらない「おまけ」に変わるかもしれません!