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片付けノウハウ
おうちデトックス編集部

大量の写真を簡単に整理する方法【ノウハウ】

サイト運営者

整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか

お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表

今では当たり前となったスマホやデジカメでの写真撮影ですが、フィルムのカメラしかなかった時代は、お店で写真を現像してもらい保管するのが当たり前でした。そんな貴重な写真は一枚たりとも処分もしづらかったような気もします。

自分の若かりし頃の写真
子どもが小さかった頃の写真
ペットの写真
親の写真
……写真と一口に言ってもいろいろなものがありますよね。

みなさんは写真の整理、どうしていますか?

現像した袋のまま、もらったままの状態で箱などに入れてしまっている方も多いかもしれません。

いつかやろう!やろう!と思いならがも手つかずになってしまっている大量の写真。

これまで写真をまったく整理したことがないという方でも、簡単に整理できる方法があります。

今回は大量にある写真を簡単に整理する方法について2つご紹介していきたいと思います。

大量の写真はラベリングして箱に収納する

まずは、シンプルにラベリングして箱に収納する方法をご紹介します。

アルバムを使わずに収納しますが、分類して収納するので後から思い出を振り返る時も見やすくなります。

準備するものは4つ

  • クリアポケット(自宅にパウチがあればそれでもOK)
  • ふせんやラベル(家にあるものでOK)
  • マジック
  • 箱(靴箱でもOK)

基本的には家にあるもので十分対応できるかと思いますが、もし家にない場合は100円ショップで売っているものばかりなので、簡単に揃えることができます。

箱に収納するまでのステップは2つ

【ステップ1】今回整理する予定の写真を全てザックリでいいので分類していきます。

写真の分類というと「まずは時系列で並べてみよう」「いやいや、カテゴリーで細かくわけたほうが……」とついついこだわりが出てしまうものですが、ここでは時系列やカテゴリーにこだわりすぎないようにしてください。

というのも、写真の分類でこだわり出すと終わりが見えなくなってしまう上に、本当にあっと言う間に時間が過ぎてしまいます。

気づいたら何時間も経っていた…なんてこともあり得るので、まずはとにかくザックリ分類していくことが大事です。

分類しているうちに「集合写真」「遠足」などカテゴリーが増えていき、不安になるかもしれませんが、そういったときにはふせんを活用していきます。

ふせんに「集合写真」「遠足」「七五三」などと簡単なメモ書きをして、それぞれのカテゴリーに貼っていくと数が増えてもわかりやすいです。

整理しているはずなのに途中から自分でもよくわからなくなってしまうというケースは意外に多いので、ぜひふせんを活用してみてくださいね。


ちなみにこちらは、実際に私が実家から持参した写真で、封筒に入ったままになっていたので、仕事の合間に写真を整理しているところ。

時代を感じますね。

でも思い出がいっぱいです。


写真のザックリとした分類が終わったら、2つ目のステップに移ります。

【ステップ2】分類したカテゴリーごとにクリアポケットに入れてラベリングしていきます。

今回、1袋だいたい10枚から20枚くらいになりました。

整理しないままだとただただ大量の写真!!という印象だったのですが、こうやって整理すると見た目にもスッキリします。

もちろん「写真は時系列のほうがいい」という方もいるかもしれませんが、昔の写真は時系列にこだわらなくとも十分思い出に浸ることができましたよ ^^

この量で150枚くらいでしたので、150枚前後で「どれを捨てよう…」と悩むようでしたら、全部収納してしまっても問題ないと思います。

この方法だと一般的な靴箱に600枚から700枚くらい入りますので、場所も取りません。

余っている靴箱の有効活用にもなりますね。

ちなみに、大きさのバラバラな写真やフォトブックなどはそのまま箱に入れてしまってOKです。

写真を選ばずアルバムを選ぶ

大量の写真を簡単に整理する方法として、もう一つご紹介するのが写真を選ばずにアルバムを選ぶというやり方です。

たくさんの写真がある場合、その中から残したい写真を選ぶのは難しいですよね。

あれもこれもと悩んでしまって、なかなか減らすことができないということもあるかと思います。

そういった場合には、最初にアルバムを決めてしまい、そのアルバムに貼れる分だけの写真を残すというように考えていくと、必然的に残すべき写真の枚数が決まりますので、この方法で写真をアルバムに入れていくのも良いと思います。

「アルバムなんてかさばるばかりで、あんまり写真が入らない」という方もいるかもしれませんが、例えばこちらは差し込み式で360枚が入るアルバムです。

こちらの箱にアルバムを収納しましたが、5冊の上に2冊収まり計7冊入りました! 360枚×7冊=2520枚です。

このような形で収納すると、5000枚もの写真があっても2箱で収まってしまいますよね!

こちらの箱は100円ショップセリアで売っている「プレンティボックスA4 」(サイズ:23.5×34×26Hcm )です。

思い出は量より質にこだわりましょう!

写真イコール思い出と考えている方も多いでしょう。もちろん、その気持ちもよくわかりますが、写真が全てというわけではありません。

だからこそ、思い出は量よりも質にこだわっていただくことも大切かと思っています。

こちらは主人のアルバム。

主人のアルバムは写真の枚数は少ないです。

それでもコメントを読んでいると「こんな字を書いていたんだな」「こんな絵を描いていたんだな~」「こんな表情をしてたんだ!」と眺めているだけでも楽しいのです。

これなんか印象的ですよね! 身長で1ページまるまる使うなんて斬新です笑

でも、こういうのも味わいですし、個性が出る部分で…知らなかった主人の子どもの頃のいろいろな想像が出来て面白いですよね。

子どもの写真の整理法(おうちデトックススタッフ編)

写真の中でも特に悩ましいのが、子どもの写真です。子どもの写真は全部可愛いので選びきれないですよね~~。そんな写真の整理を、ここではスタッフのアルバム整理法としてご紹介していきたいと思います。

こちらは、お気に入りの写真をフォトブックとして作り、他の写真は差し込み式のアルバムで保管しています。

オリジナルのフォトブックというと高いイメージもあるかもしれませんが、今はお手軽価格で簡単に作れるようになってきてますよね!

こちらのフォトブックはphotoback®さんの「LIFE」という商品だそうです。


こちらは、アルバム見開き12枚分のスペースを1ヶ月分に厳選するという形の保管方法です。

画像データはたーーーくさんあるので、全部印刷するのも大変。でも、やっぱりアルバムとして印刷した物も残したい。。そんな思いで、厳選アルバムにしようと考えたそうです。見出しを作っているので写真は11枚ですが、アルバムをめくる度に成長が分かりますよね!

もちろん厳選する枚数は見開き2ページ、3ページでも、月齢に応じて変化しても良いです。

こちらは、ナカバヤシのフエルアルバム。このタイプだと1冊に480枚収納できるそうです。

*クリックすると楽天フエルショップに移動します

さらに、1冊960枚収納などもっと大容量のタイプのあるようですが、このスタッフは手に取りやすいサイズ(幅)も考慮して、こちらの480枚収納を選択したそうです。

そして、このように同じアルバムを複数冊利用している方も多いですよね。

そんな時は、100円ショップで売っているシールを使って連番にしておけば、成長する順番でアルバムを作成していくこともできます。

アルバムのシルバーのロゴに合わせてシルバーのナンバリング。簡単にできますね!

思い出を振り返る大切な時間

思い出というのは残すことが目的ではなく、ときに手に取ってひとりで、ある時は誰かと一緒に振り返るのも良いですよね。そういう時にささっと使えるように、写真も整理しておきたいところです。

実際に、私は父が亡くなったときに斎場にアルバムを持参しました。

順番がまちまちなところもありましたが、それはそれで父との思い出を皆で話すことができました。写真を見ながらだったからこそ、家族や親戚でたくさん話せたなと思います。

おうち時間も長くなっているかと思います。そんな時だから、写真を整理してひとりでじっくり、または家族と一緒に思い出を振り返ってみるのもいかがでしょうか?

ぜひ、参考になさってみてくださいね。