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片付けノウハウ
おうちデトックス編集部

衣類の収納におすすめな衣装ケースの選び方【ノウハウ】

サイト運営者

整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか

お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表

ひと昔前は、衣類は「タンスにしまう」でしたが、最近は衣装ケースなどを使ってクローゼットや押し入れのなどの収納の中にしまっている方が多いですよね。

そんな衣類の収納に大変便利な衣装ケース。みなさんはどうやって選んでますか?

大きい方がたくさん入るから!と思って買ったけど、いろいろ詰め込み中の物が取り出しにくくなったり……なんだか使いにくいな~という経験はありませんか?

また、ある場所で使っていた衣装ケースを使わなくなって、粗大ごみに出すのが大変だったということもあるかもしれません。

なるべくだったら、一度買った衣装ケースは長く使いたいですよね!

今回は、衣装ケースの選び方についてポイントをまとめてみましたので、参考にしてみてください。

【記事更新日:2022年5月27日】

衣装ケースを買う前にすること

よし!クローゼットや押し入れを片付けよう!!と思い、まず最初に収納用品(今回は衣装ケース)を買ってしまうのはNG。収納する「物の種類」と「量」を確認してから、買いに行くことをおすすめします。

片付けのスタートは、収納しようとしている物がどれだけあるのか?全部を出して要らない物はないか?を確認します。恐らく、いくつかは要らなくなっている物があるハズですよね。>

そのように整理をすると、片付けようとしている衣類の「種類」や「量」が把握できるので、その物に合った衣装ケースを買うことができます。

最近は、「衣類をたたむのが面倒なので、なるべくハンガーに掛けて収納したい!」「お洗濯をハンガー干しにしていて、そのままクローゼットに掛けるだけにしたい!」という方も増えています。そういったご自身の希望の生活スタイルも考えると引き出し式の衣装ケースにどれだけ収納したいか?も見えて来ますよね。

衣装ケースに収納する「種類」や「量」が決まったら、下記のポイントを参考に選んでください。

衣装ケースの選び方のポイント6つ

①引き出しの奥行き

一般的にクローゼットは奥行きが55cm程度、押し入れは80~90cm程度が目安です。

その為、各メーカーともだいたいクローゼットサイズ押し入れサイズの奥行きが違う種類がラインナップされています。

ウォークインクローゼットの場合は、クローゼット自体がL字になっていたりコの字なっていることもありますので、衣装ケースを置く場所の奥行きを必ず採寸してくださいね。

こちらは、押し入れの奥行きを採寸している画像になりますが、押し入れやクローゼットの後ろや両端には、段差が付いている事もあります。ケースが傾いて設置されないようにこちらの幅は避けて採寸してくださいね。

②引き出しの深さ(高さ)

商品のサイズ表記では「高さ」となっていることが多いと思いますが、引き出し1杯の深さのことになります。

一般的に、深さ18cm、23cm・24cm(メーカーにより違いがありますが、だいたい23cmか24cm)、30cmのラインナップが多いです。

では、どの深さを買えば良いのか??

例えば、たくさん入りそう!と思って、深さ30cmの引出しに、Tシャツを入れるだけ入れるとします。

積み重ねて入れれば下の方のTシャツは取り出しにくいし、キレイに畳んで立てて収納すれば上の方が空間が空いてしまうし。。(その空いた空間に積み重ねてしまえば下のものが取り出しにくくなるし。。)

収納する衣類の種類によって使いやすい深さがありますので、下記の目安を参考に選ぶと良いでしょう。

深さ 種類
18cm 下着、キャミソール、靴下、薄手セーター、子ども服
23cm・24cm セーター、Tシャツ、デニム、タイツ、ストッキング(*新品)
30cm 厚手のセーター、フリース、カバン、厚手のシーツ、ブランケット

*新品のストッキングは、パッケージのままだと18cmには入らない物も多いので、20~24㎝をおすすめしています。

③フルオープン

これはどの引き出し収納にも言えることですが、フルオープンになる引き出しがおすすめです!

みなさんも経験ありませんか?引き出しが最後まで引けず、奥の物が出し入れしづらい。。と。

引出しの落下防止の為にスライドレールの構造で途中までしか引き出せない、ストッパーが付いていてなど、理由もあるのですが、やはり使いやすさとしてはフルオープンがおすすめです。

④天板の強度

積み重ねて使ったり、上にカゴなどを使って物を置いたりすることもあります。長く使いたいなら、天板の強度にもこだわると良いです。

例えば、天馬の『Fits unit』は、天板のたわみを防ぐために、前枠にアルミ補強板を内蔵することで、頑丈に補強されて作られていています。

お値段は少し高いかもしれませんが、それなりの品質で人気のシリーズです。

*クリックすると天馬「Fits unit」の商品ページへ移動します

⑤追加買いができるか?

衣装ケースを買う場合、同じシリーズで色も揃えましょう。

積み重ねたり、並べたりした際の統一感が出てスッキリ見栄えも良くなります。
*他メーカー品を組み合わせた場合は、積み重ならないことがほとんどですので注意しましょう

また、「もう一段追加したい」「もう一列衣装ケースを並べたい」となった時に定番の商品であれば追加買いがしやすく、収納スペースが有効的に使えますよね。

⑥アレンジのしやすさ

Illustration by Asami Tomono

衣装ケースは一個単位の物と、3段、4段または3段×2列などチェストタイプになっている物があります。

クローゼットや押し入れなどの収納の中で使う場合は一個単位の物を買うと、収納場所を変えたり、中に入れる物が変わったりした際にアレンジがしやすいので便利です。

オススメする衣装ケース

上記の点から、おうちデトックスでもよくお客様におすすめしているメーカーを2つご紹介いたします。

天馬 Fits(フィッツ)シリーズ

*クリックすると天馬Fitsのページへ移動します
*クリックすると天馬Fitsunitのページへ移動します

天馬と言えば、Fitsケースは有名ですよね!!その代表格のFits(フィッツ)とFits unit(フィッツユニット)。

おすすめポイントは、

  • 豊富なサイズ展開(すきまや小物用のサイズ展開もあり)
  • 別売りキャスターあり
  • たわみにくい丈夫な前枠(強度はピカイチ!)
  • 引き出しの開け閉めがスムーズで、Fits unitは特許取得済の技術でストンと気持ちよく閉まる
  • 中身が透けないホワイトカラーもあり

他メーカーの衣装ケースに比べてお値段はお高めですが、壊れにくくて丈夫で長年愛されている商品です。

MUJI(無印良品)

*クリックすると無印良品ポリプロピレン収納のページへ移動します

無印良品は日用品、生活雑貨、収納用品、文具など、シンプルなオシャレが人気ですよね!

その無印良品のポリプロピレン収納は、デザイン性抜群ながら買いやすい価格設定も魅力的。

おすすめポイントは、

  • 豊富なサイズ展開(小物用のサイズ展開もあり、クローゼット収納に便利なワイドサイズも人気!)
  • 別売りキャスターや滑り止め、仕切り板や不織布仕切りケースなどあり
  • どんなインテリアにもなじむ飽きのこないシンプルデザイン
  • 全体が同一素材の半透明だから360度、隠しながらも中身が感覚的に把握できる
  • フロントインデックスを使えば、中身が透けないようにすることも可能
  • 買いやすい価格設定

こちらもご参考ください ⇒衣装ケースのおすすめは天馬フィッツと無印良品【収納グッズ紹介】

まとめ

そのほかニトリ、アイリスオーヤマ、カインズホーム、コーナンなどのプライベートブランド(PB)商品もあって、種類もいろいろ手ごろな商品も多いですよね! サイズ感などを調整したりして製造コストと機能性のバランスをよく考えられているのでコスパは抜群に良かったりもします。

おうちデトックスでは、天馬のフィッツ、無印良品をよくおすすめしていますが、

✓ 天馬のフィッツは【使い勝手と強度】

✓ 無印良品のポリプロピレン衣装ケースは【安さとデザイン性】

✓ PB商品は【コストと機能のバランス】

という感じになると思います。

みなさんの使う場所&使い方も考えて、参考にしてみてくださいね。