カバン収納におすすめグッズとクローゼット枕棚の使い方アイデア【ノウハウ】
整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか
お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表
最近はお手頃で可愛いカバンがたくさんありますよね。
お客様のお宅でもたくさんのカバンをお持ちです。お洋服と一緒でカバンの形にも流行りがあるので、色々な形のカバンやバッグをお持ちの方も多いと思います。
革のカチっとした自立する形の物であったり、トートバッグやクラッチバッグのようにクタッとした自立しない(してくれない!涙)カバンもあり、収納には頭を悩ませます。
そこで、私たちプロが実際にお客様のお宅で実践したカバンの収納についていくつかご紹介したいと思います。
目次
自立しないカバンの収納には
引き出しに収納する
実は、自立しないカバンは引き出し収納がおすすめ。特にたくさんお持ちの場合は、引き出しを開けてお洋服のように上から見渡せるので、その日に持ちたいカバンが見つけやすくコーディネートもしやすくなります。
引き出しに余裕がある場合は、ポーチ類も一緒に収納しておくとカバンの中を整理しながら準備も進められますよね。
特に自立しないトートバッグなどをたくさんお持ちの場合は、吊るすより畳むとコンパクトになり小スペースにたくさん収納ができるのでおすすめです。
仕切りスタンドを使えば出し入れスムーズ
引き出し収納にも使えて便利なのが仕切りスタンドです。
特に薄いカバン、小ぶりなカバン、クラッチバックの収納に大活躍!
仕切り一つずつにカバンを立てれば、カバンそれぞれの定位置が出来て出し入れも簡単になります。
ショルダーバッグの場合は、ちょっとひと手間かけて肩紐の部分をカバンの中に入れておけば、肩紐が引っかかることなく出し入れもスムーズです。
使ったのはコチラの商品
■MUJI|スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー 3仕切・小・約210×135×160mm
仕切りを使って立てて収納する
引き出しに収納する場所がない方も少なくありませんよね。では、どこに?? クローゼットの上の棚(枕棚)にカバンを収納されている方も多いのではないでしょうか。
でも、自立しないカバンの収納は……
積んだり、無理やり押し込んだり。はたまた放り投げちゃったりしちゃいますよね〜~
無理やり押し込んだカバンが奥の方に入ってしまい、見つからずに使われなくて早○年!!なんてことも。
棚に収納する場合にも、仕切りを使うと出し入れがスムーズになります。
こちらのお客様のクローゼットの枕棚は手の届く高さでしたので、カバンを立てる方法で収納しました。
まず、カバンの大きさ(厚さ)に合わせて無印の仕切りスタンド(先ほど紹介したものの別サイズ)と同じく無印のファイルボックスを設置。
壁と仕切り棚、仕切り棚とファイルボックスの間はくっ付ける必要ななく、カバンに合わせたスペースに調整すると、仕切られた空間を効率よく作ることができます。
使ったのはコチラの商品
■MUJI|スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー 3仕切・大・約270×210×160mm
■MUJI|スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー 3仕切・大・約270×210×160mm
これでカバンの取り出しも片手でできるし、一つ出しても他のカバンは倒れません^^
こちらのクローゼットでもそうですが、自立しないカバンだけでなく、自立するカバンも一緒に収納してあるので何がどこにあるかひと目でわかり、出すのも戻すのもラクな収納になりました。
よく使うカバンが並んでいるとお出掛けの準備もコーディネートもしやすくなりますね。
見せる収納にする
エコバッグやトートバッグを使用したりする頻度の高い方は、フックに掛けて見せる収納にしてしまうのも良いでしょう。
これなら使う時も使い終わった時もフックに掛けるだけのワンアクションで済み、片付けもカンタン!お気に入りのバッグはインテリアにもなります。
クローゼットの枕棚。空間を有効活用して収納するアイデア
仕切りやファイルボックスを活用して収納する方法をご紹介してきましたが、少しDIYを加えて収納した例をご紹介します。
クローゼットの上にカバンを収納したけど、空間がもったいないのでなんとかしたいというお悩みも少なくありません。
そんなお悩みにお応えして考えたのがこちらです。
このように大きい空間を仕切るために押入れ用の棚を使うこともありますが、見た目がちょっと、、という方にオススメなのが「ウッドポール」(島忠ホームセンターで購入しました)です。
ウッドポールのメリットは、とにかく設置が超簡単!ミリ単位でジャストサイズに設定はできませんが、ちょっとここに棚があったら!?を簡単に叶えてくれます。
DIYというほどのレベルではなく、昔のコタツやちゃぶ台みたいなイメージでネジをくるくる回して脚をつければ完成なのです!
こちらの画像のように空間にちょっと余裕を持たせたり、段違いにすると収納効率が一段と上がります。
ブランドのバッグは把手を含めるとかなりの高さになりますし、冠婚葬祭用など箱で保存したいバッグなどのカバンををたくさんお持ちの方にもオススメです。
使用頻度の低いカバンであれば箱のまま上の方にしまってあっても、しっかりラベリングしておけば必要な時に見つけて取り出すことができます。
もしこの中に自立しづらいカバンが多い場合は、先ほどご紹介したように仕切りを追加すると良いでしょう。
別のクローゼットにもサイズ違いの棚を設置して、空いたスペースも効率よく収納することが出来ました。
材料費もホームセンターで入手でき、設置時間はたったの10分!
これなら自分でも出来そう!という方は、ぜひ参考にチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、仕切りスタンドやファイルボックスを使った収納と、クローゼットの上部の棚(枕棚)の空間を有効活用して収納するアイデアをご紹介しました。
何があるかひと目でわかる
取り出しやすく戻しやすく
は、収納づくりのセオリーでもあります。
ご紹介した方法を使って、収納に困っていたカバン、大好きなカバンをいつでも使える状態にスタンバイ! ぜひ、参考にしてみてくださいね。
もし、収納づくりにお困りの際はおうちデトックスのスタッフがお手伝いします!