「引き出しの中身が分かりにくい」を便利なラベル術で解決!【ノウハウ】
整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか
お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表
引き出しの中がきちんと整理して収納されているのに、ひと目でその物が取り出せない!分からない!!ということありませんか?
特に多いのが、靴下やタイツ、インナーウェアなど。
思い当たる方も多いかと思います。
そんな時に、引き出しを開けて分かりやすい『便利なラベル術!』をご紹介したいと思います。
これには『引き出し』ならではのポイントもありますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
目次
引き出し中の仕切りを活用してラベル術!
つくり方はカンタン!材料3つ!
使うのは、
① ダブルクリップ
② マスキングテープ
③ ペン
もし仕切りが無い場合や足りない場合は、小さいブックエンドを利用して仕切ると良いです。
だいたいおうちにあるもので出来そうですし、100円ショップでも売っていますね。
ダブルクリップにはサイズが色々ありますが、だいたいどのメーカーもサイズ種は似ている模様です。これからご紹介するラベリングには、挟口「小=19mm」「中=25mm」が文字の大きさも見やすく書けるので、使いやすいサイズになります。
つくり方は、まずマスキングテープを必要な長さで切ります。名称を書いてダブルクリップの背に貼り、仕切りに挟めば出来上がり!
という簡単すぎるラベル術なのに、このラベル術を引き出しに追加するだけでパッと見て分かる収納に一気に変身!
つぎに、どんな風にラベリングしたら良いかも見ていきましょう。
ストッキング・タイツの収納
引出しの中はきちんと整理されて仕切られていたストッキングやタイツですが、、
いつも迷う形状やタイツの厚み(デニール)問題。。
そこで、ストッキングの形状「ひざ下」やタイツの厚みを「80デニール」など書いたラベルを挟めば、ラベルが上向きに付くので迷わず取り出すことができますよね!
靴下の収納
こちらは靴下の例。
靴下も、スニーカーソックス、カバーソックス、クルー丈など、みなさんお持ちの種類も色々あるかと思います。靴下も畳んでしまうと丈感が分かりづらい物も多いので、ラベルを付けると便利です。
仕切りが間にしか無い場合は、文字の向きを変えて手前が〇〇。仕切りの奥が〇〇と区別することもできます。
インナーウェアの収納
このように衣類の向きを変えて分類もしているのですが、、
襟ぐりがUネック、Vネック、タートルネックなど、中に畳んでしまうとよく分からない場合にもこのラベル術を追加するだけで、格段と分かりやすくなります。
実践!ダブルクリップで引き出しの中をバージョンアップ!!
こちらは、おうちデトックススタッフ宅の季節ものインナーの引出しです。
黒多め笑
引出しの内側も黒で見づらい……苦笑
種類別にブックエンドを使用し仕切ってラベルも貼ってあるし、、本人だけが使うので、何がどこに入っているのか?は分かるのですが。。例えば家族の誰かに「この引き出しから〇〇取って来て」とお願いした場合、探せるのか??と思うと、少し難しいような。。
そして、この引き出し。季節もののインナーが入っているので、チェストの中では使用頻度が少なくチェストの一番下の段に入っています。その為、ブックエンドに貼られたラベルもちょっと見づらい…。
そこで!
早速このラベル術を取り入れることにしました!
材料を100円ショップで購入!
今回はダブルクリップの「サイズ中=25mm」とこちらのラベルシールを100円ショップで購入。
実践!ビフォーアフター
この引出しの中は、ほぼほぼUNIQLO(ユニクロ)の夏用エアリズムと冬用ヒートテック(極暖もアリ)が入っており、
寒がりさんのヒートテックは、レギンス、極暖Uネック、バレエネック、タートルネックと、その上に着るトップスの種類・形によって使い分けるので種類も豊富!
しかも定番は黒!
畳んでしまうと全部同じに見える丸まった黒い物体ーーー笑。
んん???
笑
まさに畳んでしまうと全部同じに見える状態なんです。
こちらの引出しに、このラベル術を追加してみました。
●Before●
●After●
いかがでしょう?
引出しを開けて一目瞭然!!どこに何があるのかが分かるようになりましたよね!!
これなら、家族の誰が開けてもどこに何があるのかが分かりますし、一番下の引出しで仕切りに貼ったラベルが見づらかったけど、上から見てもすぐに分かるようになりました!
冷凍庫のラベルにも活用
このラベル術便利!!!!!
と、冷凍庫にも使ってみました!
出入りの多い冷凍保存食品などは、保存する食品の品名が変わることもしばしば。品名が固定されるより変化する場合には、このように予めカットされている「取ってもキレイラベル」を使うのも便利そうです^^
引出しのフチを活用したラベル術
引出しの中用のラベルとしては、もう一つこんな方法もありますのでご紹介いたします。
木製のチェストなどは、このように前面パネルに厚み(フチ)がありますよね。そのフチを活用して、そこにラベリングしてしまうという方法です。
こちらは、おうちデトックスで作業したリビングのキャビネットの収納実例になります。
この画像のように、文具など形や見た目で分かる場合には、各列ごとに引き出しのフチにラベルをするのもおすすめです。
引出しを開けた時に、フチを見ればどの列に何が入っているのか?がとても分かりやすくなります。
こちらも別のお客様の作業実例になりますが、フチのラベルが目に入りやすく、何の引出しを開けたのか?がひと目で分かりますね。
まとめ
衣類をキレイに畳んでも、畳むと似たような形になって見分けがつかなかったり。。
引出しの中から「これだ!」と思って取り出した物が、広げてみると違った物で…また畳み直して戻したり。。
など、一見整理された引き出しの中からでも「探せない」「分からない」ということがあります。
『引き出し』という特性を考えると、だいたい人の胸の高さの位置より下にある為、上から覗き見ることが多くなりますよね。
その時に上から見やすいように上向きにラベルをすれば目に入りやすく、探している物がすぐに見つかりやすくなります。
今回は、そんなラベリング方法をご紹介いたしました。ぜひ、やってみてくださいね。