奥行きを活かした押入れとクローゼットの収納術【実例】
整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか
お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表
押入れは季節ものや来客布団などの使用頻度が低い物から、リビング横に和室があるお宅では毎日使用する物を収納されている方も多いと思います。
でも、押し入れは奥行があるため収納の仕方にお困りの方も多い場所でもあり、和室があるお宅では必ず収納のシステムづくりをご依頼されます。
今回も押入れやWIC(ウォークインクローゼット)のご依頼をいただきましたので、収納実例をご覧ください。
押入れ 片付けビフォーアフター
【ビフォー】
*写真は左右別々に撮影したモノを合体してます。
収納用品を使って上手く仕切って収納されていますが、押し入れいっぱいに物が詰め込まれているため取り出しにくく、しまいにくい収納となっていました。
また、現在ご使用の衣装ケースは、中に入れるものによって深さを見直す必要もありました。
【アフター①】
*写真は左右別々に撮影したモノを合体してます。
中のものを全部出して今の暮らしに合ったものを整理し、特に来客用寝具などを厳選されました。
衣装ケースは深い物の方がたくさん入る!!と思いがちですが、中に収納する物によっては深さが逆に使いづらくなってしまいます。特に衣類を収納する場合は深さ23~24㎝、お子様の衣類でしたら18㎝程度の物が使いやすい深さとなります。
今回、リビング横の和室でお着換えするお子様の服の収納は浅い衣装ケースに変更しました。物をひと目で見渡せ、お嬢様も自分で洋服を選べるようになりました。
【アフター②】
【アフター①】でも十分スッキリと使いやすくなりましたが、何度か作業に伺っていましたので、実際に生活の中でお使いいただきながらもっと使いやすく!のご要望に収納用品やレイアウトの変更を繰り返しました。
最終的に、思い出の品や法事仏具などの使用頻度の一番低いモノを押入れの天袋に集約。
布団収納袋は機能的で丈夫、更に見た目の美しさを意識してお客様好みを反映した物に変更。
アイロンやミシンなどの家事家電はキャスター付きの収納に収めて出し入れが簡単に出来るようにしました。
さらに、長期休みなどに持ち帰ってくる学用品スペースも確保。(コレって意外と大事ですよね!育児の面でも経験豊富はアドバイザーもおります。子育て世代のあるあるにもお応えします。)
使いやすくしまいやすい「キレイがずっと続く」理想の押し入れ収納の完成です!
クローゼット 片付けビフォーアフター
「着たい衣服を直ぐ探せるように・・・。バックを置く場所も欲しい。」というご要望でした。
【ビフォー】
洋服を掛けるバーが2本。手前から伸びる長いバーはほとんど使用せず、衣装ケースを沢山お持ちでした。こちらでお使いの衣類ケースは、このWIC(ウォークインクローゼット)で使用するのにサイズはピッタリでしたので、このまま使って収納システムを作る予定です。
【アフター①】
一旦クローゼットの中の物は全部出し、使っているモノ・気に入っているモノだけを選別。同時にハンガーに掛ける服とたたむ服に分類しました。
ハンガーに掛ける服を、アウター、夏物、冬物と分け収納レイアウトを決めます。今回ハンガーもお買い換えのご要望がありましたので、洋服の種類ごとにハンガーの本数をカウントして発注いたしまいた。
【アフター②】
ハンガーを同じものに統一することでスペースの無駄がなくなり、たくさんの衣類を掛けられます。
服の長さに合わせて衣類ケースのレイアウトを微調整。長さを揃えると、下部の空間も階段状に有効活用できますね。引き出しの中も種類や季節ごとに分けてあるので衣替えがとっても簡単です。
日常使いのバックは引き出しの上に、頻度の低いバックは枕棚に収納しています。
クローゼット内はコーナーごとに季節や種類で分かりやくレイアウト。見渡せるのでコーディネートも管理もしやすい、「キレイがずっと続く」クローゼットに大変身しました!
見た目もキレイだと、愛着のある収納スペースに♪
扉や戸を開けてもキレイだと、つい何度も何度も開けて見たくなってしまいますよね!^^ そんな愛着のある収納スペースは大切に使います。
特にクローゼットがキレイだと、毎日のお洋服選びも変わります!お洋服が見渡せるから「あっ今日はこの服着よう!」「このトップスにこのパンツのコーデも良いかも?」とお洋服選びも楽しくなりますよね!!
そんなクローゼットにしたいなと思っている方。我が家のこのクローゼットは少し形が変わっているので、どうやって収納しよう? ここの収納をクローゼット代わりに使いたい!などのお悩みがある方。ご遠慮なくご相談くださいね。
●こちらのお客様は、おうち全体をトータルコーディネートさせていただいております。
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