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片付けノウハウ
おうちデトックス編集部

ハンガーの選び方(トップス編)|服を畳まない収納【クローゼット片付けノウハウ】

サイト運営者

整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか

お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表

衣類は種類によって、畳んで引き出しやラックに入れたり、ハンガーに掛けたりと収納方法はいろいろあります。

畳むのが苦手な人や、面倒な場合にも、できるだけハンガーに掛けて収納したいという方も増えています。

クローゼットを簡単にキレイに整えるには、ハンガーを揃えるだけで見た目も使い勝手もアップするのでおすすめです。

今回はトップス編。衣類の種類ごとにどんなハンガーを使えば良いのかをご紹介したいと思います!

ハンガーは衣類の種類に合わせたタイプを選びましょう

トップスと言っても、ジャケットやコートなど厚手のもの。ニット類、ブラウスやシャツ、カットソーなど種類があります。これらのトップスを掛けるのには3種類くらい揃えておくと便利でおすすめです。

また、ハンガーには素材や形状の違いがありますので、それらも参考に選ぶと良いでしょう。

トップスのハンガーを選ぶときのポイントは、下記のの4つになるかと思います。
①素材(主に木やプラスチック、ベルベット・PVC加工など)
②肩回りの厚み
③形
④サイズ

ハンガーにもサイズがあります

だいたい、女性用は38㎝~42㎝、男性用は42cm~45㎝、子ども用は32㎝~38㎝が目安になります。

ただし、衣類のデザインや形状によって必ず女性用とか男性用ということでは無いので、もし迷ったときには、服の肩幅に対して2~3cm小さめを選ぶと良いでしょう。

スーツやジャケット、コートなどの厚手のものには

スーツやジャケットは首から肩にかけて立体的に裁断と縫製がされているので、ハンガーはカーブがあって、肩の部分の厚みが2㎝以上あると型崩れしづらく、肩のラインがキレイに保てます。

主に、プラスチック製や木製のものが多いですが、ニットやウールの柔らかいコートを掛ける時は、肩の部分に滑り止めのゴムが付いているとズレ落ちずに便利です。

また、ボトムハンガーが付いているものを選べば、スーツなどセットアップでハンガーに掛けられます。

ハンガーの材質とボトムの種類によっては、ボトムが滑り落ちやすい時がありますので、もし、滑るのが気になる場合には、滑り止めやフェルトシールを貼ると改善できると思います。

シャツやブラウス、カットソーなど

ニトリ【デコホーム商品】すべりにくいオープンネックハンガー使用の収納例

クローゼット内にたくさん収納したいという方はハンガーが厚くないものを選ぶと良いと思います。

シャツ・ブラウス、カットソー用として選ぶときには、材質の好みも重要な要素になるかもしれませんので、下記の材質の特徴を参考にしてください。

アルミやプラスチック

特にシャツなど型崩れしにくいものは アルミハンガーやプラスチックハンガーを使い、着る時にクローゼットからスルっと滑り取るのが良いという方もいると思います。

アルミやプラスチックであれば、色移りの心配がないので、洗濯して干す時から使ってそのままクローゼットにしまうこともできます。

無印良品のアルミハンガーや、同じ種類を揃えて使えばクリーニング屋さんのハンガーもキレイに整えることができます。

すべらないハンガー PVC(ポリ塩化ビニル・塩ビ)

ここ最近では、すべらないハンガーは人気ですよね!

すべらないハンガーと呼ばれるものには材質が2種類あり、1つめはアーチ型ハンガーで身近になったPVC(ポリ塩化ビニル・塩ビ)です。

ドイツのメーカー『マワハンガー』に代表されますが、ニトリの「すべりにくいハンガー」やケユカの「滑らないハンガー」という商品があり、各メーカーとも種類のラインナップがいろいろあります。

このようにアーチ型のものを使えば、肩の部分に沿うように掛けれるので、ニットやスウェットも掛けることができます。

ニトリ【デコホーム商品】すべりにくいオープンネックハンガー

また、こちらのように形状が工夫されているPVCハンガーもあり、衣類の首回りを広げずにハンガーに掛けやすくなっているものもあります。

すべらないハンガー ダッチハンガー

こちらは、ベルベット素材を使用してすべらないようになっています。

幅がとても薄いので、クローゼット内にたくさん収納したい!という場合には、とっても便利です。

このようにフックが付いている商品もありますので、ハンガーを連結して使うこともでき、収納スペースが少ない場合、季節外のものなどを重ねて収納する場合に便利です。

また、ズボンや、ネクタイやスカーフ、ストールやマフラー、キャミソールなどにも使うことができるので、クローゼットのハンガーを全部これで揃えて使うこともできます。

ただし、こちらのダッチハンガーはハンガー自体が薄い為、衣類の肩のラインに跡をつけてしまうこともありますので、掛ける衣類の素材と肩のデザインとの相性には注意が必要です。

買いやすいハンガーのおすすめメーカー

ご紹介したように、ハンガーにはいろいろな種類があります。

お気に入りのクローゼットにする為に、服の種類に合わせたハンガー選びの他、ハンガーの色もポイントの一つですよね。

各メーカーともハンガーの種類やカラーラインナップが違いますので、買い物のしやすさも併せて考慮して選ぶこともおすすめします。

私たち整理収納アドバイザーもお客様にご提案する際には、買いやすさ(入手しやすさ)も一つの基準として考えています。

その中で、おすすめのメーカーをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

一部は、Amazonや楽天、ホームセンターなどで入手できるものもあります。

*メーカー名をクリックすると、メーカーのHPへ移動します。

ハンガーを揃えるだけで美しいクローゼットに

クローゼットと言っても、ウォークンクローゼットやファミリークローゼットのように家族で使う大型のクローゼットも増えてきました。

クローゼットの使い方や、クローゼット内で使うと便利なグッズ等のお悩みも多いですが、まず、クローゼットに掛ける服のハンガーを揃えると、肩のラインが揃って並ぶので、見た目もキレイに整うばかりでなく、服自体が見やすくなって服選びも、また服の管理もしやすくなります。

衣替えや年末などの大掃除の際、服の整理と一緒にハンガーの見直しをして、クローゼットを整えてみてはいかがでしょうか?