吊戸棚など高い所の収納に便利!吊り戸棚ストッカーのオススメと収納グッズの選び方【収納グッズ紹介】
整理収納サービス『おうちデトックス』代表 大橋わか
お宅訪問件数450案件・1,500回以上。実生活でキレイを維持できる整理収納を教える片付けコンサルタントサービスおうちデトックスの代表
キッチンや洗面所の吊戸棚、パントリーや廊下収納などの高い所の収納についてのお悩みはよく聞きます。
高い所なので、日常的には使わないもの、ストック品の収納に使われることが多いと思いますが、その度に踏み台を出してきて出し入れすると面倒になるので、放り込みしたり、使わなくなってしまったり、収納が乱れやすい場所でもあります。
今回は、手は届く高さではあるけど、踏み台を使わなくても出し入れしやすい、おすすめの収納グッズと選び方をご紹介したいと思います。
※各メーカー様HP等にリンク付けしてますので、価格やオンラインストアの在庫状況などご参考ください。
目次
ニトリ すき間なく並べる吊戸棚ストッカー
2024年にリニューアルされ、以前のような丸みのあるフォルムから、商品名の通り“すき間なく”並べられる四角い形になりました。
色はクリアとホワイトの2色。
リニューアル前の商品になりますが、ニトリの特集ページ「大橋わかの収納講座」の動画内(4:32~)で当社代表の大橋わかもご紹介しています。
⇒【動画】ニトリの人気収納アイテム|ニトリ×おうちデトックス収納講座
KEYUCA(ケユカ) ハンドル付きストッカー
色は少しベージュに近いやさしい色合い。この色好き!という方も多いのではないでしょうか。
サイズバリエーションが増え、5種類になりました!
不動技研 吊戸棚ボックス
色はクリアとホワイトの2色。
こちらのボックスは、この画像のように引き出した際に、後ろの方が棚に引っかからないよう側面の高さが前の方と後ろの方で違う工夫がされています。
特に、ボックスと棚板の高さがギリギリの場合など、こういった工夫はスムーズに出し入れしやすいポイントでもありますね。
エビス つり戸棚ストッカー
吊戸棚ストッカーの元祖!と言っても良いかもしれません。
カラーはクリアのみで、キャッチコピーの通り中身が見やすいので欲しいものがすぐ分ります!
吊戸棚ストッカーの選び方
奥行のサイズ
吊戸棚などで扉がある棚で使用する際には、扉がきちんと閉まることが大切です。棚の奥行サイズをしっかり測って、持ち手までを含めた奥行サイズを確認しましょう。
また、スチールラックなどオープンな棚で使用する際は、持ち手部分が棚の奥行から多少はみ出しても使用には問題ないと思います。特に、棚の上の方で使う時、持ち手がはみ出ていた方が取り出しやすいこともありますので、使う場所や使い方によって選ぶのもよいでしょう。
幅のサイズ
各メーカーともサイズはいろいろあり、中に何をどれくらい収納するかの量に合わせて「ワイド」や「スリム」などサイズを選ぶと良いでしょう。
また、棚一段にストッカー・ボックスを一列並べて使用したい場合には、棚一段にどのサイズのものが何個並ぶか?で採寸します。
その時に注意すべきことが2つあります。
1つめは、扉付きの棚では、扉の取り付け金具が干渉してしまう所があります。その場合には端から端までパンパンに並べないよう注意が必要です。
両端に付いている扉の取り付け金具を避けて採寸してください。
2つめは、棚板の髙さ方向。こちらも、ストッカーを入れる棚の上段の棚板を支えるダボが下に出ている場合があります。こちらも予め干渉しないか注意が必要です。
「シンデレラフィット♪♪」と喜ぶのも束の間、真ん中の1個を出してからじゃないと、端のが出せないーー!!となってしまわないよう、棚の中の金具などの凹凸に注意してくださいね。
色選び
クリアとホワイト(系)のものがあります。
クリアだと中に何が入っているか?どれだけ入っているか?が分かりやすく、特に扉のある吊戸棚の中で使う場合には、扉を開けてすぐに何が入っているかのかが一目で見やすく使い勝手が良いです。
反対に扉のない場所や扉を開けた時にリビングから見えてしまう、、など、見た目が気になる場合はホワイトなど色付きのタイプを選ぶと良いでしょう。
どちらの色でも、中に何が入っているか分かるようにラベリングすることをおすすめします。
ラベリングしておけば、他のものが混ざって収納が乱れることを防ぐ効果もあります。
各メーカー「持ち手」の形状も違いがあります
各メーカーそれぞれ、強度や握りやすさなどを研究され「持ち手」の形状も工夫されています。
お店に行って手に取れる場合には、握りやすさなどチェックしてみると良いでしょう。
高い所の収納には出し入れに便利な取っ手を
これまでは、ストッカーという大きめサイズの収納ケースをご紹介してきましたが、もう少し小さいケースを使いたいという場合におすすめなグッズを紹介いたします。
こちらは、おうちデトックススタッフ宅の洗面所にある吊戸棚の収納です。
100円ショップでおなじみのネームバスケット(イノマタ化学)を使って、ティッシュやコンタクトレンズなどのストック、洗面所周りで使うものがカゴごとに分けて収納してあります。
こちらのカゴに、取り出しやすいよう100円ショップで売っている「貼れる取っ手」を付けてみました。
このような取っ手が付いていると、手を伸ばして指で引き出せるのでとても便利になります。
ただ、100円ショップの人気グッズはなかなか入手しづらい時があり、必要数揃えられない時もあります。
そこで、このスタッフもこの「貼れる取っ手」を入手する前に実際やっていた方法もご紹介します。
結束バンドの意外な使い方
それは、こちらです。
みなさんのおうちにも余ったりしてませんか? 「結束バンド」を使います。
このようなバスケットの穴を利用して、ゆるりと通して輪っかにします。
そうすると、このように指が引っ掛かるので、高い所から取り出す時にとても便利になります。余りがちな結束バンドですが、こんな所でも活躍してくれます。
まとめ
手の届く範囲の高い所の収納では、取っ手の付いたケースやカゴを使うと出し入れがしやすく、日常的に使うのがラクになります。
今回ご紹介した収納グッズは、おうちデトックスでもお客様宅でよく使っており、お客さまにも大変喜んでいただいております。
また、小さいもの、軽いものでしたら100円ショップのグッズも使うことができますし、ちょっとした工夫でより使いやすさもUPしますので、ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。
おうちデトックスでは、プロが作業でよく使うおすすめグッズをご紹介しています。
今回は、吊戸棚や高い所の収納に便利な収納グッズをご紹介いたしました。